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<サッカー>鄭夢奎会長が就任した13年以降、韓国は後退した(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

鄭夢奎(チョン・モンギュ)大韓サッカー協会(KFA)会長

韓国サッカーの「鄭夢奎(チョン・モンギュ)時代」は暗黒期だ。

2013年1月、鄭夢奎会長(55)は大韓サッカー協会(KFA)の第52代会長に当選した。期待は大きかった。韓国プロサッカー連盟総裁として入れ替え戦の定着などで高い評価を受け、51歳の若さでKFA会長に就任し、新鮮なリーダーシップが期待された。

4年が過ぎた現在、どうなっているのか。鄭会長に対する期待は絶望に変わった。KFAは歴代最悪の危機を迎えた。国民と韓国サッカーファンは一斉にKFAの改革と変化を叫んでいる。


鄭会長が就任した後、韓国サッカーは下降線をたどった。KFA行政問題と道徳性、そして韓国代表チームの不振まで、どれ一つ良い姿を見せることができなかった。また「現代(ヒョンデ)家の独裁」イメージも変わっていない。

◆核心公約の失敗

鄭会長の公約は空念仏だった。鄭会長は「1000億ウォン(約100億円)水準のKFA予算を任期内に2000億-3000億ウォンに増やす」と公約した。実際には鄭会長の就任後800億ウォンに減り、スポンサーも離れている。

核心公約の一つだった「統合マーケティング」も失敗した。Kリーグを後押しするためにAマッチ中継をKリーグ中継と連係するという方針は立てたが、言葉だけだった。地上波のAマッチに偏った中継はそのままだ。鄭会長の就任後、むしろKリーグ中継は地上波に背を向けられている。さらにKFAに対する不信感と代表チームの不振のため、地上波のAマッチ視聴率は時間が経つほど落ちている。A代表チームの商業的価値までが落ちたのだ。

また鄭会長は就任後、KFAと長期間にわたる「癒着関係」で疑惑を受けてきた中継権およびスポーツマーケティング代理店FCネットワーク(FCN)とまた契約した。2005年にはこの問題で国政監査も受けている。にもかかわらず鄭会長はFCNをまた信用した。多くの業界関係者が疑いの目で眺めた。KFAとFCNの間に入り込むスキはないと声を高めた。「統合マーケティング」の失敗もKFAとFCNの合作だ。

◆韓国代表は下降線

A代表チームの競技力だけでなく、年齢別代表チームの成績も落ちている。A代表は2018ロシアワールドカップ(W杯)本大会進出を決めたが、中国・カタールなど格下チームに敗れ、鄭会長が野心を抱いて迎えたシュティーリケ監督(63)は失敗という結論が出た。

ユース代表も同じだ。昨年、アジアサッカー連盟(AFC)U-19(19歳以下)選手権のグループ予選で脱落したのは衝撃だった。AFC U-16選手権のグループリーグ敗退も韓国ユースの素顔を見せる結果だった。

女子代表チームは無関心の中で善戦しているが、2010トリニダードトバゴU-17W杯優勝、2010ドイツU-20W杯3位などの栄光は「鄭夢奎時代」には誕生しなかった。Kリーグも同じだ。時間が経過するほどサッカーファンの視線から遠ざかっている。



<サッカー>鄭夢奎会長が就任した13年以降、韓国は後退した(2)


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