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<リセットコリア>韓国が厳しい状況の時、安定した韓日関係は保険

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国が中国のTHAAD報復に奮闘しながら惜しまれる部分は友軍の不足だ。北朝鮮の挑発に対し、米国とともに韓国側に立ってきた日本の声がない。歴代のどの時期より両国関係が冷え込んでいるからだ。釜山(プサン)総領事館前の少女像設置に抗議して日本に帰国した長嶺安政大使が4日、約3カ月ぶりに帰任したが、すぐに関係を改善するのは難しそうだ。

分科委員は米中が衝突して韓国の利益が侵害される状況の時、韓日関係が良ければ「保険」として作用すると見なした。また、中国からの過度な圧力と脅威を中和するパートナーの役割をする。尹徳敏(ユン・ドクミン)国立外交院長は「かつて日本は国連など国際舞台で我々と立場が似ていて、必ず韓国側に立つ国だった。しかしこの5、6年間は慰安婦問題で敵国のようになり信頼が消えた」とし「我々の外交では非常に大きな損失」と懸念した。

申ガク秀(シン・ガクス)元大使は「我々は中国には何も言えず日本は無条件に軽視する傾向がある。日中間で均衡の取れた外交をする必要がある」とし「今は東アジアと西太平洋で戦略的な関係が変わるのを眺めながら、より冷静な、国益の観点で未来志向的に日本に対応することが求められる」と指摘した。


魏聖洛(ウィ・ソンラク)元大使は「日本とは過去の歴史の問題があっても、ある段階以下になれば絶対にいけないという共感を形成する必要がある」と提言した。千英宇(チョン・ヨンウ)前外交安保首席秘書官は「日本との関係がどれほど重要かを我々の国民が看過する側面がある。韓日がある問題に同じ声を出せば力学構図が完全に変わる可能性がある」とし「韓日関係をそれ自体だけで見るのではなく、第3国を動かすために日本をどう利用するのかに対する考えと戦略で見なければいけない」と強調した。



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