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【噴水台】トランプの万里の長城

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
1958年、トルコのコンヤ近くで人類初の都市遺跡「チャタル・ヒュユク」が発見された。紀元前6500年ごろ6000人ほどの初期農耕民が集まって住んだものと推定される。特異なのは家の構造だ。四方の壁に窓や扉はなく、屋根にだけ換気口を兼ねた出入口が開けられている。「私のもの」と「君のもの」を区分し防御するのに有利な構造だ。

こうした壁の役割は文明が発展して村と都市に拡張された。アテネは港を保護するために城壁を積み、ローマ帝国はスコットランドの蛮族の侵入を防ごうとハドリアヌスの長城を作った。だがどれも万里の長城には及ばない。北方遊牧民族の侵入を恐れた中国王朝が作った壁の総延長は2万キロメートルを超える。紀元前3世紀に秦の始皇帝が過去の趙、燕、秦の長城を連結して初めて建設した、6世紀に北斉、17世紀に明が補強と拡張を繰り返した。長城が通る場所は農耕北方限界線である年間降水量400ミリの線と概ね一致する。

現代史で最も長い壁は冷戦時代の「反ファシズム防御壁」(鉄のカーテン)だ。50年代からソ連の主導で西欧との国境地帯7650キロメートルに沿って建設された。第2次世界大戦終戦から5年で1500万人以上が大量に西欧に脱出したことから、これを防ぐために建てられた。韓半島(朝鮮半島)の休戦ラインのように有刺鉄線で作った二重の鉄条網を立てて無人地帯を置いた。ベルリンのような都市地域にはコンクリートの壁を建設した。


米トランプ大統領が長い壁の歴史に新たなページを追加する勢いだ。25日にメキシコ国境に壁を建設する大統領令に署名した。3000キロメートルを超える壁をメキシコの資金で作るという。「トランプの万里の長城」だ。無形の障壁も合わせて立てられている。国境税で企業を脅し米国に工場を建てるよう圧迫する。環太平洋経済連携協定(TPP)脱退、北米自由貿易協定(NAFTA)再協議も押しつけている。

トランプ大統領の暴走はどこまでかはわからない。だが壁の歴史が与える教訓がひとつある。壁は恐れの象徴だ。「私のもの」を守ろうとする防御用で積み上げた。だがそれで安全が保障されはしない。ソ連は結局崩壊した。万里の長城は元、清に無力だった。ハドリアヌスの長城は捨てられた。城壁が崩れたのではなく内紛と経済的衰退が重なったためだ。ジンギスカンは「どんな城壁もそれを守る兵士より強くはない」と話した。トランプの万里の長城の上に立つことになる兵士はどんな心情なのか気になる。

ナ・ヒョンチョル論説委員



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