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「外交官は政治家に随行するな」…朴槿恵大統領が釘を刺す(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国会議員をはじめとする高官クラスの人たちが海外訪問時に在外公館に度を超えた随行を要求する「非正常的慣行」に対して朴槿恵(パク・クネ)大統領が釘を刺した。外交官ら外遊性の出張に来る政治家の“観光ガイド”役をするため業務遂行に支障が出るという指摘に従ったものだ。

朴大統領は1日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)迎賓館で開かれた在外公館長激励夕食会で、「在外公館が本来の任務からはずれ韓国から来る政治家たちや有力者の便宜提供と日程随行などに熱中する異常な業務形態はもうあってはならない。国益のための外交折衝戦を繰り広げ在外国民と同胞の暮らしを見守ることに最善を尽くすことだけでも時間が足りないのではないか」と話した。続けて朴大統領は「そうしたことは“非正常の正常化”の次元から必ず正し、本来の業務に忠実であることを望む」と求めた。

朴大統領はまた、「在外公館の主人は国民であり、国民が気軽に利用できない公館はないのも同然。海外出国者が毎年増加し昨年は1500万人を記録したが、韓国の国民が世界のどこにいても安心して過ごせるよう在外公館がしっかりとした保護者にならなければならない」と話した。在外同胞支援、雇用創出と海外投資誘致に向けた経済外交力の最大化も注文した。


この日の大統領の発言は公館長と政界のすべてに向けたものだった。公館長が顔色をうかがいながら影響力のある人たちの接待に注力することも、政治家らが海外出張中に不適切に公館人材支援を要求することもあってはならないという意味と解釈される。



「外交官は政治家に随行するな」…朴槿恵統領が釘を刺す(2)

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