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韓国ベテラン女優イ・ミスク、“年下男スキャンダル”訴訟の控訴を断念

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

女優のイ・ミスク(写真=中央日報)。

韓国ベテラン女優のイ・ミスク(53)が「年下男スキャンダル」と「チャン・ジャヨン事件の背後説」に関して、記者2人と前所属事務所代表を相手取って起こしていた損害賠償請求訴訟の控訴を断念したと8日、複数の韓国メディアが報じた。

これらメディアによると、イ・ミスクは最近、法律代理人を通じて控訴取下書を裁判所に提出した。記者側の訴訟代理人である弁護士は「イ・ミスクが2審でも勝訴の可能性がないと考えているようだ。特に訴訟を進めていく上で得るものはないと判断し、取り下げたものと思われる」と明かした。

これに先立ちイ・ミスクは昨年6月、「虚偽事実を広め、名誉と人格を棄損した」として2人の記者(U記者とI記者)と前のマネージメント会社であるザ・コンテンツ・エンターテインメント(以下、ザ・コンテンツ)代表を相手取って10億ウォン(約8700万円)の損害賠償請求訴訟を起こしていた。


U記者は、昨年5月にイ・ミスクとザ・コンテンツ間の専属契約問題によって繰り広げられていた法廷攻防の過程で、ザ・コンテンツ側が「イ・ミスクが離婚前に17歳年下のホストAと不適切な関係だった」と主張した事実を報じていた。

U記者は同年6月、ケーブルチャンネルtvNの時事インタビュー番組「ペク・ジヨンのピープルINSIDE」で「年下男スキャンダルがメディアに公開される危機に直面すると、イ・ミスクが状況打破のために『チャン・ジャヨン文書』を活用したのではないかという疑惑を持っている」と話した。

1審裁判部は「U記者のスキャンダル疑惑報道が虚偽であること裏付けるだけの証拠がなく、U記者は合理的な疑惑を提起しておりイ・ミスクに釈明を求めることができる」とし、原告棄却の判決を下した。イ・ミスクはこれを不服とし、先月12日、ソウル中央地方裁判所に控訴状を出していた。

これとは別に、イ・ミスクはザ・コンテンツと争っている専属契約訴訟の1・2審すべてで敗訴している。これによって、イ・ミスクはザ・コンテンツ側に1億2100万ウォン(約1060万円)を賠償することになっている。



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