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【噴水台】小説「太陽の季節」と政党「太陽の党」の間、埋めるのが難しい間隙

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

13日、「太陽の季節」を連想させる名称の「太陽の党」結成を宣言した石原慎太郎前東京都知事。

辛東門(シン・ドンムン、1927-1993)は詩人であると同時に卓越した出版企画者だった。盲目的な反共イデオロギーが激しかった時期に崔仁勲(チェ・インフン)の問題作「広場」が輝いたのは、まさに辛東門の勇気と見識のおかげだった。辛東門が企画し、新丘文化社が出版した「世界戦後文学全集」(1960年)は、大韓民国の文壇と知性界に大きな刺激を与え、滋養分の役割をした。

辛東門は戦後文学全集第7巻(日本編)に掲載された太宰治の代表作「斜陽」の翻訳もした。日本編に含まれた小説の一つが、石原慎太郎前東京都知事の出世作「太陽の季節」だ。石原は大学生時代の1955年に発表した「太陽の季節」で、翌年、権威ある文学賞「芥川賞」を受賞した。上の世代の価値観に反抗する若者の奔放な人生を描写した「太陽の季節」は、日本で“太陽族”という新語を生み出すほど人気を呼んだ。流行していたロックンロール音楽とも相性が合った。

新丘文化社版の戦後文学全集で「太陽の季節」に初めて接した中年以上の読者なら、まだ記憶に浮かぶ場面があるだろう。男主人公が性器で障子を破り、部屋の中にいた女性が読んでいた本を投げつける光景を描写した場面だ。個人的に70年代初めの丸坊主中学生時代、この場面を読みながら、あたかも罪でも犯したかのように赤面したことを覚えている。


石原は「太陽の季節」の人気を背に、1968年に参議院議員に当選し、政界に進出した。1995年4月、彼は衆議院本会議で議員勤続25年の表彰を受けた後、あいさつの言葉で、「すべての政党、ほとんどの政治家は最も利己的で卑しい保身の目的のためにしか働いていない」と批判し、議員辞任を宣言した。無気力な政党・政治家が国民の政治不信を招いたということだ。「日本は去勢された宦官のような国家に成り果てた」という叱責もした。議員から退いた彼は後に東京都知事として華麗にカムバックした。

その石原氏が13日、「太陽の季節」を連想させる名称の「太陽の党」結成を宣言した。今までの彼の言動からみて、極右性向の公約を掲げて来月の総選挙に出るようだ。どの国でも作家と政治家の距離は遠いものでないが、2つの世界が根本的に違うというのは明らかだ。隣国の過去の読者の一人として、「太陽の季節」と「太陽の党」の大きな間隙が馴染まない。彼は「強い日本」を望んでいるようだ。「太陽の季節」に出てくる特定場面、議員職を投げる時の「去勢された宦官」発言を見ると、彼はひょっとして男根主義ないしは去勢恐怖の心理に包まれているのではないかという疑いが生じたりもする。私たちも大統領選挙を目前に控えた状況で、あまりにもおこがましい隣国への心配なのか。

ノ・ジェヒョン論説委員・文化専門記者



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