「２０１２釜山（プサン）国際モーターショー」が２４日、釜山（プサン）海雲台（ヘウンデ）ＢＥＸＣＯで、プレスデー行事を開いた。２５日に公式開幕式を開いた後、来月３日までの１１日間、２２社の約１７０台が展示される。歴代最大規模だ。

「海を抱いたグリーンカーの航海」というテーマで、各メーカーは今回のモーターショーを新たな「挑戦」を宣言する場として活用する。特に２０１０年の釜山モーターショー当時、世界金融危機の影響で参加しなかった輸入車企業が、今回は発売を控えた車を前面に出し、販売拡大の機会にしようと意欲を見せている。

参加企業のうち最も広い空間（５２００平方メートル、約１５７３坪）を占めた現代（ヒョンデ）自動車はブースをブラックで飾った。高級かつ洗練されたイメージを意識したようだ。金忠鎬（キム・チュンホ）社長は「現代車はこれまでの成果に満足せず、より多くの顧客にモダンプレミアムの価値を提供できるように努力していく」と述べた。現代車はこの日、アジアで初めて「アバンテ・クーペ」を公開した。


起亜（キア）自動車は「感性デザイン」コンセプトを強調した。李三雄（イ・サムウン）社長は「今回展示するＫｉａ　ＧＴ、トラックスター、ネモなどのコンセプトカーは、起亜の世界デザインネットワークで制作され、今後、起亜車が発展していく方向を提示している」と説明した。

韓国ＧＭはデザインセンターを２倍に拡張するなど大規模な投資計画を発表した。セルジオ・ロシャ社長は「従来の富平（ブピョン）デザインセンターをモデリングスタジオと品評場、デザインスタジオ施設を含めて倍以上の規模にする」とし「韓国ＧＭの生産量が海外に移転されることは絶対にない」と明らかにした。

ＧＭはシボレーのヒット作「クルーズ」の新しいモデル「２０１３ザ・パーフェクト・クルーズ」「ユース」のコンセプトカー２モデルを初めて公開した。

双竜（サンヨン）車は今回のモーターショーでスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）レクストンの後続モデル、レクストンＷを世界で初めて公開した。李裕一（イ・ユイル）社長は「今年の世界市場で１万台を販売するのが目標」と述べた。

ルノーサムスンは電気自動車に集中した。フランソワ・プロボ社長が電気自動車「ＳＭ３　Ｚ．Ｅ」を説明した。



釜山モーターショー開幕…現代車「アバンテ・クーペ」アジア初公開（２）