韓国サッカー代表は１１日、水原（スウォン）Ｗ杯競技場で行われたアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）との２０１４年ブラジルワールドカップ（Ｗ杯）アジア３次予選Ｂ組第３戦を行い、２－１で勝った。

以下は両代表チーム監督の言葉。

◇趙広来（チョ・グァンレ）監督＝勝ち点３点を獲得してくれた選手に感謝している。私が考えたものより競技内容はよくなかった。特に前半は相手の密集守備を崩せなかった。多くのチャンスを作れなかったのが残念だ。


後半はＭＦに変化を与え、ストライカーの動きを変えたことで、プレーが良くなった。朴主永（パク・ジュヨン）らが負傷し、攻撃のリズムが崩れた。最後に失点したのは惜しまれる。

残りのアウエー試合ではより攻撃的に出ることを考える。朴主永は大きなけがではないようだ。１週間ほど経てば十分に練習はできそうだ。中東の２連戦は体力的に厳しくなるだろう。もう少しスピードと体力を兼ね備えた選手を交代メンバーで起用する予定だ。

（李東国の起用については）今日の試合をもとにコーチングスタッフと話し合って決める。中東２連戦に関する全般的な方向を決めた後、選手起用を確定する方針だ。

◇アブドラ・メスペルＵＡＥ監督＝ＵＡＥの選手はいい試合をしたが、韓国が上だった。２人のＦＷを使えなかった。私たちには運がなかった。韓国はＵＡＥに比べて技術的に完成度が高く、フィジカルで上回っている。

特に韓国は孫弘敏（ソン・フンミン）、南泰煕（ナム・テヒ）、李東国（イ・ドングク）ら交代できるＦＷオプションが多かった。それほどの交代カードがあればＵＡＥもうまくいっていただろう。残りのホーム試合では最高のラインアップをそろえて対等なゲームをしたい。