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ソウル地下鉄に痴漢取り締まり保安官を投入

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
来月からソウルの地下鉄で痴漢を取り締まる地下鉄保安官が活動する。 各車両には防犯カメラが設置される。 女性専用車両の導入は事実上、白紙になった。 実効性がないという指摘のためだ。

ソウル市は地下鉄性犯罪を防止するため総合安全対策を1日に発表した。

地下鉄保安官は三段警棒とデジタルカメラを携帯し、性犯罪を取り締まる。 カメラは証拠確保用だ。 保安官は午前7時から地下鉄の終車運行が終わるまで勤務する。 痴漢が多い出退勤時間には私服を着て取り締まりをする計画だ。 ソウル市は来月75人の保安官をまず投入し、来年には75人を追加配置する予定だ。


ソウル市はこれとともに地下鉄の各車両に防犯カメラを2台ずつ設置することにした。 痴漢が多い2号線にまず設置した後、2013年までに全路線に拡大する計画だ。 プライバシーを保護するため乗客が非常ベルを押した場合にのみ機関室のモニターに画面が映し出されるシステムを使用する。 火災が発生した場合も画面が映し出される。 現在、地下鉄の駅舎とプラットホームにのみ防犯カメラが設置されている。

当初、今月から運営する計画だった女性専用車両はこの日発表された対策から抜けた。 男性全体を潜在的な犯罪者扱いをしているという反発が強く、女性も効果がないと考える人が多いからだ。



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