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「排泄物テロ」にあった米グレンデール少女像、今度は「落書きテロ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2013年7月30日、米カリフォルニア州グレンデール市立中央図書館の前で海外初の「平和の少女像」の除幕式が開かれた。当時の除幕式に出席した旧日本軍慰安婦被害者の金福童(キム・ボクドン)さんが少女像に触れている。[中央フォト]

海外で最初に設置された米グレンデールの「平和の少女像」に最近、誰かが黒のマジックで落書きするという事件が発生し、現地警察が捜査に入った。19日の共同通信などによると、カリフォルニア州ロサンゼルス北東側の小都市グレンデールの中央図書館市立公園内にある平和の少女像で16日午前に落書き毀損事件が発生した。

犯人は少女像に意味不明の落書きをした後、周辺の植木鉢まで倒したという。現地警察の関係者はメディアに「防犯カメラで犯行の場面が確認された」と明らかにした。続いて「憎悪犯罪の可能性を含めて捜査中」とし「まだ犯行の動機は確認されていない」と伝えた。

今年7月26日にも少女像に犬の排泄物とみられる汚物が投げつけられる事件があった。現地警察が捜査中だが、まだ容疑者は特定できていないと伝えられた。米国では公共記念物を毀損するバンダリズム犯罪は重犯罪として扱う。


犬の排泄物事件当時、アラ・ナジャリアン・グレンデール市長は声明で「極めて深刻に(事件を)受け止めている。容疑者を逮捕して法廷で責任を問うためにあらゆる措置を講じる」と明らかにした。また「グレンデール市議会は第2次世界大戦当時に複数の国の女性と少女が経験した苦痛に対する永続的な献辞として少女像設置を支持する」と強調した。

グレンデール少女像は今年で設置6周年を迎える。日本政府は少女像撤去のために米国の裁判所に訴訟を起こしたが敗訴した。



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