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米国が制裁した崔竜海氏、正恩氏はすぐ横に立たせた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が17日に錦繻山(クムスサン)太陽宮殿を参拝しながら崔竜海(チェ・ヨンヘ)党副委員長を自分のすぐ横に配置した。これに先立ち、米国財務省が今月10日(現地時間)に崔竜海氏を人権制裁名簿に入れて「最悪の人権状況」として北朝鮮を批判していた。

北朝鮮官営メディアによると、金委員長はこの日、金正日(キム・ジョンイル)総書記(2011年)7周忌を迎えて錦繻山太陽宮殿を参拝した。金委員長の公開活動は今月3日に元山(ウォンサン)靴工場を現地指導してから2週間ぶりだ。金委員長が「潜行」を継続している間、現在膠着局面を迎えている米朝交渉の突破口をはじめ、政策構想に専念していたものと韓国政府当局はみている。また、新年の政策の概要を明らかにする新年の挨拶を構想する時間も持ったものとみられる。

北朝鮮メディアは金委員長の参拝に同行した人物について具体的に言及しなかった。だが、公開された写真を見ると、金委員長は崔竜海党副委員長(組織指導部長兼任)を右側に配置した。金日成(キム・イルソン)主席のパルチザン同志である崔賢(チェ・ヒョン)の息子である崔竜海氏は北朝鮮内の権力ナンバー2と評価されている人物だ。崔竜海をこれまで通り自身のすぐ横に据え、米国の人権圧迫は意に介さず、自分たちは自分たちのやり方で進めるというメッセージを送ったものと分析できる。


韓国政府消息筋は「崔竜海は北朝鮮でパルチザンの象徴的な人物であり、金正恩時代にも権力を継続する核心勢力」とし「金委員長の参拝に随行し、その職を維持している」と説明した。あわせて「米国の人権制裁に反発した北朝鮮が崔竜海を金委員長の横に立たせたものの、崔竜海とともに制裁名簿に入った朴光浩(パク・ グァンホ)党副委員長兼宣伝扇動部長やチョン・ギョンテク国家保衛相は写真などからは見えない」とし「残り2人(朴光浩氏とチョン・ギョンテク氏)の出欠などについて分析中」と伝えた。

北朝鮮は組織指導部と宣伝煽動部を体制の両軸としている。ところが公開された写真だけでは「右・竜海」はすぐに目に入ってくるが、「左・光浩」は確認できない。この日の写真では、過去に朴光浩氏が立っていた金委員長の左側には李洙ヨン(イ・スヨン)副委員長(外交担当)が位置していた。現代史研究所のチョン・チャンヒョン所長は「朴光浩やチョン・ギョンテクは参拝同行1順位人物」としながら「北朝鮮は前面に立ててはいないがどこかにはいるはず」と説明した。北朝鮮メディアがこの日公開した写真は1枚だ。北朝鮮メディアは金委員長の参拝に「党副委員長と部長、党責任イルクン(党幹部)が参加した」と伝えた。朴光浩部長の前任である金基南(キム・ギナム)宣伝煽動部顧問の姿が見えることもこのような予測を裏付けている。このため、北朝鮮が崔竜海をすぐ横に配置しながらも朴光浩はそうしなかったのは、米国に対して「状況管理」をしたという解釈もある。北朝鮮はこれに先立ち16日、労働新聞と朝鮮中央通信を通じて韓国軍の全軍主要指揮官会議などを批判すると同時に米国に対して「非核化が川を渡ることになる」と威嚇した。しかし、正式な声明ではなく個人論評形式でその程度を調節した。



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