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対馬の盗難仏像めぐり韓日市民が大討論会を開催

ⓒ 中央日報日本語版

金銅観世音菩薩坐像

今月24日、釜山(プサン)で「瑞山(ソサン)浮石寺(プソクサ)金銅観音像を元の場所に奉安するための韓日研究者討論会」が文化財還収国際連帯など韓国市民団体の主催で開かれた。

討論会には韓国と日本の研究者をはじめ、浮石寺の関係者や文化財還収関連の市民団体などが参加した。討論会に参加した韓国側パネルのキム・ビョング弁護士は「自分のものではないことを知りながらも所有者の意思に反して物を持ち帰ったとすれば、占有取得時効が認められない」とし「倭寇が仏像を保管していた瑞山浮石寺の同意もなく略奪していったとすれば、これに該当する」と述べた。

一方、日本側パネルの森本和男・大阪経済法科大学客員研究員は「仏像に焼けた痕跡があるからといって、倭寇が仏像を略奪したとするのは行き過ぎた飛躍」としながら「略奪かどうかを別にしても日本と韓国の民法がともに『所有の意志を持って取得した占有物は一定期間が過ぎれば取得者の所有』と規定されているので仏像をひとまず対馬の観音寺に返すべき」と主張した。


討論会を主催した釜山外大の金文吉(キム・ムンギル)名誉教授は「韓国と日本の歴史問題の一つである仏像返還について両国市民が議論する意味深い場所だった。問題の早期解決のために、来年上半期に瑞山浮石寺と対馬観音寺の住持が日本で顔を合わせる会合を推進する」と述べた。



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