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ソウル市長「韓日の敵対的関係、もどかしい…政治家として悩む」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国の朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は3日、「韓日の敵対的関係がもどかしい」と話した。

3日、朴市長は三・一運動100周年を迎えて2000年アジア9カ国が参加した国際市民法廷を再現する「2000年女性法廷の話」行事に参加した。

この行事は、ソウル鍾路区(チョンノグ)ソウル都市建築センターでソウル大学の梁鉉娥(ヤン・ヒョナ)教授の司会で同校の鄭鎮星(チョン・ジンソン)名誉教授と朴市長の対談形式で進められた。


この日、朴市長は慰安婦被害状況を伝えるために努力した日本市民団体の要人、松井やより氏に言及した。朴市長は「松井やよりさんという方は『2000年女性国際戦犯法廷』が日本で開催された際に中心となった素晴らしい方」としながら「もう亡くなってしまったが、ジェンダー的観点で努力してこられた方」と紹介した。

続いて「(日本にも)深く反省するマインドを持って(日本軍慰安婦被害関連の)運動を助けた立派な方々もいる」と付け加えた。

また、朴市長は日本軍慰安婦被害問題に関連して「清算されていない過去は、清算されない限り続いていくほかない」とし「韓国現代史は苦難と悲劇と悲しみの歴史」と語った。

あわせて朴市長は「日本と韓国の関係がもどかしい。私たちはまだ戦争から抜け出すことができていない。いつまで関係悪化しなければならないのか、一人の政治家として悩む」とし「敵対的関係が悪化すれば韓日双方にとって不幸だ。若者世代と民間、地方政府では絶えず友情を蓄積し、もう少し根本的に持続可能な平和体制にしていかなければならない」と伝えた。

一方、2000年女性法廷はアジア9カ国が参加した国際市民法廷だ。法的拘束力がない民間法廷だったが、市民の力で戦時に起きる女性に対する暴力が深刻な問題という事実を国際的に共有し、女性人権の新たな章を開いたという評価を受けている。韓国と北朝鮮の検事団と被害者が一つのチームになって慰安婦問題を共同起訴した法廷だったという点でも意義を持つ。



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