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韓経:サムスンとハイニックスの業績悪化で…半導体・ディスプレー部品メーカーも打撃

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
サムスン電子が「1-3月期の業績悪化は予想より深刻だろう」として「事前警告」に出ると、韓国の半導体・ディスプレー部品業界にも暗雲が立ち込めている。一部ではサムスン電子とSKハイニックスの投資が遅れ不況の谷間がさらに深まらないかとの懸念が出ている。

金融情報業者Fnガイドが26日に明らかにしたところによると、半導体・ディスプレー生産装備会社のウォンイクIPSの1-3月期営業利益は100億ウォンで、前年同期の221億ウォンより54.5%急減すると予想された。この会社はサムスン電子とSKハイニックスを主要顧客としている。半導体企業が需要不振を懸念して投資規模を縮小し業績悪化は避けられなくなった。ハナ金融投資のキム・ギョンミン研究員は、「ウォンイクIPSの1-3月期営業利益は損益分岐点水準である5億ウォンにとどまるだろう」と予想をさらに低くした。

韓国の証券会社は半導体部品メーカーの業績見通しを相次いで下方修正している。テスの1-3月期営業利益は昨年より70.4%減ったと推定された。半導体検査装備会社のテックウイングの1-3月期営業利益推定値は3カ月前まで70億ウォンだったが現在では31億ウォンまで下がった。ユジンテックの業績は昨年の半分水準にも満たないと予想された。


半導体部品業界はサムスン電子やSKハイニックスの投資縮小を「春窮期」に例える。売り上げが回復するには前方企業が半導体生産設備を増やす時まで待つしかないためだ。

当初1-3月期を底に投資が増えると予想したが、この日サムスン電子が異例の業績悪化公示を出したことで「投資低迷がさらに長引くのではないか」との懸念が大きくなっている。弱り目にたたり目でディスプレー業況の回復も遅れるだろうとの見通しが出ている。

サムスン証券のイ・ジョンウク研究員は「来年以降まで設備投資減少が続く可能性は低いが依然として不確実性は大きい状況だ」と話した。





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