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<トランプの米国>「対北朝鮮先制攻撃の可能性はゼロ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ジョン・ボルトン元国連大使

トランプ政権の国務長官候補に挙がっているジョン・ボルトン元国連大使は16日(現地時間)、対北朝鮮先制打撃論に関し「北朝鮮問題において武力の使用は絶対にない」と明らかにした。

ボルトン氏はこの日、ワシントンで韓国国会北東アジア平和協力議員外交団に会った席で、「先制打撃の可能性はゼロ」とし「これによって韓国がいかに多くの代価を支払うことになるかはよく知っている」と述べたと、議員外交団が説明した。

議員外交団は国民の党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員を団長に、セヌリ党の鄭柄国(チョン・ビョングク)議員、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員、共に民主党の金富謙(キム・ブギョム)議員、、国民の党の趙培淑(チョ・べスク)議員の5人。


ボルトン元大使は「私はソウルを何度か訪問し、非武装地帯にも行ったため、軍事的行動が韓国に及ぼす影響をよく知っている。韓国人は絶対に軍事的行動に同意しないため不可能だ」と話した。続いて「北朝鮮の核・ミサイルのため北朝鮮の核問題が(米国内で)最優先順位に、最も懸念する問題に浮上している」と強調した。トランプ政権発足後の朝米対話の可能性については「個人的にそこに座るつもりはない。対話する考えはない」と一蹴した。

議員らは「今回会った米国側の全員が『オバマ政権の対北朝鮮基調の戦略的忍耐は失敗した』と話した」と伝えた。



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