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ソウル明洞で日本人観光客相手のコピー商品販売者を立件

ⓒ 中央日報日本語版

ソウル明洞の様子。(写真=中央フォト)

ソウル明洞(ミョンドン)一帯で日本人観光客だけを狙ってブランド品のコピー商品を販売した疑いでA(47)ら4人が立件された。

ソウル市民生司法警察団によると、Aら4人は明洞に拠点を確保し、客引きまたは紹介を受けて来た日本人観光客だけを出入りさせてコピー商品を販売してきた。

警察団は5月、ある日本人観光客に対してコピー商品関連の客引き行為があったという情報提供を受け、日本語が流ちょうな捜査官を日本人観光客に見せかけて実際のコピー商品販売現場を確認した。そして6月初めに該当場所を家宅捜索し、容疑者を立件した。Aらが販売中の腕時計、ハンドバッグ、財布など640点もすべて押収した。


ソウル市民生司法警察団は商標法違反行為の本格的な取り締まりを始めた2012年以降、商標法違反事犯773人を刑事事件として立件し、コピー商品12万5046点を押収して廃棄処分した。韓国でコピー商品を流通・販売すれば「商標法」に基づき7年以下の懲役または1億ウォン(約1000万円)以下の罰金が科せられる。

アン・スンデ・ソウル市民生司法警察団長は「ソウルを訪問する外国人観光客にコピー商品を販売する行為は健全な商取引秩序を乱し、さらに首都ソウルの品格を落とす」とし「コピー商品が明洞から消えるまで徹底的に捜査する」と述べた。



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