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文大統領「W杯南北共同開催を」、FIFA会長「近く韓国に行く」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

文在寅大統領が昨年6月12日に青瓦台でFIFAのインファンティノ会長から受け取ったプレゼントを持って記念撮影をしている。(写真=青瓦台提供)

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が2030年のサッカー・ワールドカップ南北共同開催と関連し、国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長と意見を交換したと青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が明らかにした。

文大統領は23日にロシアのロストフ・ナ・ドヌで行われた韓国対メキシコ戦の前半戦終了後にインファンティノ会長と面会した。

この席で文大統領は「会長と(昨年)初めて会った際にワールドカップ南北共同開催を話したが、それがますます現実化している」として2030年のW杯南北共同開催の意志を再確認した。文大統領は昨年6月12日に青瓦台インファンティノ会長と会った際に2002年の韓日共同開催を取り上げ2030年大会の南北共同開催の意思を明らかにしていた。


これに対しインファンティノ会長は「いまから準備しなければならない。文大統領が南北共同開催を話したのはわずか1年前だ。当時は実感できなかったが、これまで多くのことが起きた。(文大統領は)とても多くのことをやり遂げた。すべての人が、韓国の中だけでなく外の人も大統領を愛している。FIFA関係者だけでなくサッカーと関係のない人も大統領を愛している。大統領のその情熱と粘り強さ、そして追求する価値が力を発揮した。韓国に近く行きたい」と話した。

一方、現職大統領が海外で開催されたワールドカップのうち韓国の試合を現場で直接観戦したのは今回が初めてだ。文大統領はベスト16進出の岐路に立つ韓国代表チームを応援するためロシア国賓訪問の最後の日程として予選観戦を選んだ。



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