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日本、「朴槿恵政府の慰安婦合意違法指示」文書にも「合意の着実な履行を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

菅義偉官房長官。(写真=中央フォト)

岸田文雄外相が2015年12月28日、韓日外交長官会談のためにソウル都染洞外交部庁舎に入っている。(写真=中央フォト)

韓日慰安婦合意に関して朴槿恵(パク・クネ)政府が違法な指示を行った情況が入った文書が青瓦台(チョンワデ、大統領府)のキャビネットから発見されたことを受け、日本政府報道官である菅義偉官房長官が18日(現地時間)「慰安婦合意は国際社会から評価された合意」として着実な履行を強調した。

菅官房長官はこの日、定例記者会見で該当文書が慰安婦合意の修正に影響を及ぼすかという質問に「韓国政府内部の文書であるだけにコメントは控えたい」と答え、「慰安婦合意は韓日両国政府が確認したものであるため、様々なルートを通じて韓国に着実な履行が重要だという点を確かに伝えていく」と明らかにした。

一方、訪米中の岸田文雄外相が韓国の対北朝鮮会談提案に「今は圧力をかける時」として批判したことに関して菅義偉官房長官は「日米韓首脳会談での北朝鮮への圧力強化方針と矛盾しない」という公式立場を表明した。


菅官房長官は「韓国政府の提案は離散家族再会や軍事境界線上の敵対的行為の中止を目的としたものだ」とし、「北朝鮮に対して圧力を強化するという日米韓の方針との関係で問題になると考えていない」と一線を画した。

また、「北朝鮮問題に対しては韓国と緊密な連帯を取っている」として「日本としては対話と圧力、行動対行動の原則のもとに、北朝鮮に対する諸懸案の包括的な解決に向けた具体的な行動を強く求めていきたい」と強調した。



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