日本がGPS(全地球測位システム)衛星「みちびき4号機」を搭載したロケットを10日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げ、成功した。
宇宙航空開発研究機構(JAXA)と三菱重工業は10日午前7時ごろ、みちびき4号機を搭載したH2Aロケット36号機の打ち上げに成功したと伝えた。
今回搭載されたみちびき4号機は、自動車のナビゲーションやスマートフォンなどの位置情報精密度を向上させる、いわゆる日本版GPSを構築する衛星の一つ。
この日の打ち上げ成功で日本は計4機の「みちびき」衛星を運用することになった。みちびき1基が8時間ほど日本付近の上空を通過するが、4基を通じて常に1基以上のみちびきが日本上空を飛行するシステムを整えた。
現在米国が開発したGPSは日本でも幅広く利用されているが、位置情報は標準から10メートルほど誤差がある。しかしみちびき4基を兼用すれば誤差を最小6センチに減らすことができる。
日本は2023年まで全7基のみちびきを運用し、米国のGPSに依存せず自主的に位置を測定するシステムを構築する予定だ。
宇宙航空開発研究機構(JAXA)と三菱重工業は10日午前7時ごろ、みちびき4号機を搭載したH2Aロケット36号機の打ち上げに成功したと伝えた。
今回搭載されたみちびき4号機は、自動車のナビゲーションやスマートフォンなどの位置情報精密度を向上させる、いわゆる日本版GPSを構築する衛星の一つ。
この日の打ち上げ成功で日本は計4機の「みちびき」衛星を運用することになった。みちびき1基が8時間ほど日本付近の上空を通過するが、4基を通じて常に1基以上のみちびきが日本上空を飛行するシステムを整えた。
現在米国が開発したGPSは日本でも幅広く利用されているが、位置情報は標準から10メートルほど誤差がある。しかしみちびき4基を兼用すれば誤差を最小6センチに減らすことができる。
日本は2023年まで全7基のみちびきを運用し、米国のGPSに依存せず自主的に位置を測定するシステムを構築する予定だ。
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