北朝鮮の咸鏡北道吉州郡(ハムギョンブクド・キルジュグン)の核実験場周辺で2日にマグニチュード(M)2.5の地震が発生した。気象庁はこの日「今回の地震は自然地震」とした上で、「9月に北朝鮮が実施した6回目の核実験で発生した誘発地震と推定される」と説明した。9月3日の6回目の核実験によりM5.7の人工地震が発生し、その後気象庁が観測した誘発地震は5回に上る。気象庁は10月の国会国政監査で「核実験場がある豊渓里(プンゲリ)の万塔山(マンタプサン)の地下に60~100メートルの空洞ができたものとみられる」とし、今後核実験をする場合には放射性物質が漏出する可能性があると明らかにした。(中央SUNDAY第560号)
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