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ロシア「米国イージス艦の日本配備は条約違反」

ⓒ 中央日報日本語版

「イージス・アショア」

ロシアが米国が陸上型迎撃ミサイルであるイージス・アショア2基の砲台を日本に供給するのは米露間で結んだ中距離核戦争力条約違反だと反発した。

ロシアのマリア・ザハロワ外務部報道官は28日(現地時間)、日本政府が19日に北朝鮮ミサイル攻撃に対応のために陸上配置型弾道ミサイル防御システム「イージス・アショア」の導入を決めたことに対してこのように話し、「米国の全世界ミサイル防御(MD)体系構築計画の一部」と主張した。また、日本には「露日間関係の妨げになる」とも警告した。

ロシアはイージス・アショアが日本にも配備されればルーマニアとともに東西両方向から取り囲む形態で米国のミサイル防御(MD)体系が拡大するとし、反対してきた。


ザハロワ報道官はまた、イージス・アショア配備は米国の中距離核戦争力(INF)条約違反行為だと主張した。イージス・アショアはすべてのミサイルを搭載できるミサイル発射台を備えているため射距離最大500~5500キロメートルのミサイル開発、試験、配備を禁じるINFに違反するということだ。

一方、米国務部報道官はCNNとインタビューで「米国はINFを全て履行している。ロシアの主張は偽りである上、ロシアこそ条約に違反していながら関心を他に逸らそうとしている」と批判した。



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