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英国のEU離脱を懸念…世界の資金が日本・ドイツ国債に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
資金が避難に出ている。英国の欧州連合(EU)離脱リスクが大きくなり15日の東京債券市場では日本国債価格が急上昇した。英国のEU離脱の可能性を避け資金が安息所を探して集まったためだ。そのため10年物日本国債金利は年マイナス0.189%まで下落した。日本国債で史上最低水準だ。

メリルリンチ日本証券の大崎秀一氏はこの日ブルームバーグとのインタビューで「英国のEU離脱のようなグローバル不安要因が作用する環境では日本国債を売る人はほとんどない」と話した。買いたいという人はあふれているが、売りたいという人は姿を隠しているという話だ。これに対しポンドは下落が続いている。過去7取引日で1ポンドは1.45ドルから1.41ドルに下がった。人民元もこの日の取り引き時間に一時5年半ぶりの最低水準まで急落した。上海外国為替市場では午前に1ドル=6.605元まで落ちた。午後に入って下落幅が減り6.594元で取り引きを終えた。

資金の避難は14日に欧州市場で本格化した。資金がドイツ国債に集まり10年物金利が年マイナス0.004%まで下がった。ドイツ史上初めて10年物金利がマイナスに入ったのだ。また、スイスフランは1ユーロ=1.079フランまで上がった。今年に入って最高値だった。

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