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韓国に対しこれみよがしに…ペンタゴンで北核議論して隙間のない共助を誇示した日米

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米国サンフランシスコで韓米外相が韓国のホルムズ派兵問題を決着させることができずに会談を終えた日、日本と米国はワシントン国防総省庁舎で「隙間のない共助」を誇示した。

マーク・エスパー米国防長官は14日(現地時間)、ペンタゴンを訪問した日本の河野太郎防衛相と会談を行い、北朝鮮非核化問題やイラン事態をはじめ、地域安保問題に共同対処して緊密に協力していくことを約束した。エスパー長官は河野防衛相に日本の中東派兵に対して繰り返し謝意を表した。

エスパー長官と河野防衛相は会談後に開いた共同記者会見で、北朝鮮非核化問題を主な議題として扱ったと明らかにした。エスパー長官は「北朝鮮の完全な非核化は米国の優先順位の一つ」としながら「米国と日本、韓国の関係はこの問題に対処するために必須」と話した。続いて「地域安保を強化して目標達成のために3者間の防御訓練と情報共有を継続する」と付け加えた。


エスパー長官は北朝鮮のミサイル試験発射の可能性についての質問に「我々は日本、韓国のパートナーとともに、北朝鮮で起きていることを非常に綿密に注目している」としながら「3カ国が緊密な関係であることが重要だ。米日韓が強くて団結した状態として残っているだろう」と話した。

エスパー長官が、今後の北朝鮮のミサイル発射は「金正恩(キム・ジョンウン)の手にかかっている」と答えると、河野防衛相も「金正恩にかかっている」とし「金正恩が対話に出てこれるように、北朝鮮に対する米国の最大圧迫を支持する」と同調した。

日本は自国の安保に脅威になる北朝鮮挑発に関連し、米国の協力に関する約束を取り付けた。河野防衛相は「両国は北朝鮮の弾道ミサイル発射が地域安保に深刻な脅威であることを確認して、『弾道ミサイルの完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄(CVID)決議案』の完全な施行に合意した」と明らかにした。

北朝鮮のすべての大量破壊武器と弾道ミサイルに対するCVIDに向けた、国連決議案の完全な履行の重要性を両国が確認したということだ。日本は北朝鮮が発射した弾道ミサイルが上空を通過する問題に特に敏感に反応した。河野防衛相は「エスパー長官と私は北朝鮮の不法な船舶対船舶の海上瀬取りに対応するために緊密に協力することを約束した」と伝えた。

エスパー長官は記者会見と声明を通じて日本に繰り返し謝意を表した。第一に、日本が自衛隊をアデン湾とオマーン湾、そしてアラビア海に配置することにした決定に対する感謝だった。エスパー長官は「海上安保目標を発展させるために、我々は中東での作戦に関連し、今後も情報を共有して協力していく」と話した。

第二に、感謝は在日米軍関連だった。エスパー長官と河野防衛相は在日米軍の再編成について議論した。エスパー長官は日本が米軍の駐留を許容していることに対して感謝の意を示した。エスパー長官は「訓練場と領空に対する(米軍の)接近を保障してくれたことに対して日本に感謝する」と話した。そのおかげで米軍の準備態勢を維持し、地域安保と安定性を強化し、中国と北朝鮮に強力な抑止メッセージを発するために役立っていると説明した。

エスパー長官はまた、日米間の宇宙とサイバー空間での情報セキュリティを強化するための両国の外交・国防トップ4人が参加する「2プラス2会議」に対しても謝意を表した。

また、中国と領有権をめぐり争っている尖閣諸島(中国名・釣魚島)に関連し、改めて日本側についた。エスパー長官は「日本の尖閣諸島支配を弱めようとする(中国の)一方的な動きに、米国は引き続き反対する」と明らかにした。今回の会談は日米安保条約改正60周年を記念するために開かれた。



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