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青瓦台のPCにハッキング、国家資料の一部が流出

新政権発足直前の2月中旬、青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安全保障会議(NSC)事務室にあった職員のパソコンがハッキングとみられるコンピューターウイルスの攻撃を受け、一部の国家資料が流出したことが22日、明らかになった。

青瓦台の関係者はこの日、「NSC事務室の職員個人のパソコンが、悪性コードが入った電子メールによってウイルス感染し、パソコンに保存されていた一部の資料が外部に流出したことが確認された。電子メールを送ったIPアドレスは過去にハッキング事故が多かった周辺国と推定される」と説明した。

青瓦台は新政権発足後の3月初め、国家情報院(国情院)に依頼して実施したセキュリティー点検過程で、こうした事実を確認した、と明らかにした。


青瓦台は「ワームウイルスに感染したパソコンは該当職員の1台だけ。青瓦台のサーバーがハッキング攻撃を受けたわけではない」と強調した。

流出した資料の内容について、青瓦台の関係者は「災難・気象・天気・保安関連の世論動向報告書やマニュアルなど日常的な資料がほとんどで、機密文書や国家保安に深刻な影響を及ぼす重要な資料はない」と説明した。

この関係者は「青瓦台職員のすべての資料は内部業務網に保存しなければならないが、該当職員は使用が禁止されている個人保存装置(USB)を通して関連資料を個人のパソコンに保存し、ウイルス被害を受けた」とし「これは青瓦台のセキュリティー指針を破ったもので、該当職員に対する懲戒手続きが進められている」と説明した。





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