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イスラエルタンク、国連の車両と知りながらも攻撃…40代職員1人死亡

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国連は15日(現地時間)、ガザ地区で職員1人がイスラエル国防軍タンクによる車両攻撃で死亡したと明らかにした。

BBCによると、元インド軍将校である国連安全保安局(UNDSS)所属のワイブハヴ・ケールさん(46)が13日、ラファ近郊で国連の車両に乗って病院に向かって移動している途中でイスラエル国防軍のタンク攻撃を受けて亡くなった。他の職員は負傷した。

国連のファラン・ハク副報道官は「イスラエル国防軍のタンク攻撃に伴う死亡は疑いの余地がない事実」としながら「攻撃を受けた車両には国連の印が鮮明についていた」としてイスラエルを非難した。


あわせてUNDSSも別途の真相調査委員会を構成して調査に入ったとし、イスラエル側とも接触していると付け加えた。

国連は、職員はイスラエル当局に事前に通報した動線に沿って移動したと明らかにした。だが、イスラエル国防軍は戦闘地域で発生した事故であり、国連車両の移動に対する事前通報もなかったと主張した。

22年間のインド軍服務後、先月UNDSSに合流したケール氏はガザ地区が最初勤務地だった。

国連のグテーレス事務総長は13日に声明を出して「深い悲しみを感じた」とし、遺族に哀悼を表したと明らかにした。

また、別途の声明を通じて、戦争が始まって以後、カザ地区で国連職員190人以上が死亡したと公開した。

イスラエル国防軍は先月も国際救助団体「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」所属の職員を攻撃して7人の死亡者を出した。当時、国際的な抗議が相次ぐとイスラエル国防軍は「深刻な事故」として高位将校2人を解任した。

一方、昨年10月7日に始まったイスラエル・ハマス戦争でこれまで約1200人が死亡して252人が人質として捕まった。ハマス保健省によると、ガザ地区では3万5090人以上が死亡した。



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