京畿道金浦市（キョンギド・キンポシ）のマンション地下駐車場で３億ウォンの値が付くスーパーカーの持ち主が３台分のスペースを使って駐車している事実が知らされネットユーザーの怒りを買っている。この車の持ち主は障害者専用区域に何度も車を止めて通報されると報復的にこうした行為に及んだ。

オンラインコミュニティサイトのボベドリームによると、ネットユーザーのＡさんは２日、金浦市内のマンション地下駐車場に黄色いランボルギーニ「ウルス」が３台分の駐車スペースを占領しているとし関連写真を投稿した。

車を横向きに止めた持ち主は、フロントガラスに「夜遅い時間に帰ってくると駐車スペースがないのにどこに駐車するのか。障害者駐車場に朝９時まで駐車しても構わないと言いながら写真を撮って３０件通報したのはだれか」というメモを付けた。その上で「私の駐車スペースを確保してから通報しろ」と付け加えた。


これに対しＡさんは「朝９時まで障害者駐車区域に止めてもかまわないという考えはどこから出てきたのか」としてこの車の持ち主を批判した。

障害者駐車区域は２４時間取り締まり対象だ。道路交通法によると障害者専用駐車区域に違法駐車をした場合は１０万ウォン、駐車妨害は５０万ウォン、駐車表示を不当に使えば２００万ウォンの過料が科される。

問題の車を他の車でふさぐなど住民らの抗議が続くと車の持ち主は翌日にはまともに駐車するようになったという。

このマンションでは７月にもランボルギーニ・ウルスの持ち主が警備員を相手に横暴な態度を取り炎上した。今回話題になった持ち主とは別人だという。

当時持ち主はマンションの規定に違反した駐車で違反ステッカーを貼られると警備室にはがすよう抗議し、拒否されると警備室入口の通路を車でふさいだ。議論が大きくなると持ち主は謝罪文を投稿し車を売却したと明らかにした。