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富士ゼロックス、韓国工場を閉鎖 来年3月末に

ⓒ 中央日報日本語版
日本の大手事務機器メーカーの富士ゼロックスが韓国・仁川(インチョン)工場を2019年3月末に閉鎖することを決めたことがわかった。

日本メディアによると、富士ゼロックスは日本国内外で1万人の職員を構造調整する政策を推進中だ。その一環として、韓国職員のうち大部分を解雇するものと予想される。職員180人に協力会社の職員まで合わせると、350人余りが仁川工場閉鎖の被害を受けるものとみられる。

仁川富士ゼロックス工場は1975年に建てられた。当時、韓国同和(トンファ)産業50%、日本富士ゼロックス50%の折半出資で設立された。1998年日本富士ゼロックス側が株式の100%を取得して富士ゼロックスの子会社になった。仁川工場では小型コピー機などを生産している。


一方、韓国日刊紙「世界日報」によると、富士ゼロックスコリアの労働組合は仁川工場閉鎖に反対する立場を示した。報道によると、労働組合は「絶対反対要請文」で「今年はじめ、労使間の自主的な組織スリム化を通した構造調整で、次段階では『構造調整はない』という確約を得ていたのに、今のような事態が発生して会社を信じることはできない」という立場を明らかにした。



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