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北朝鮮の声明は「交渉戦略」か「不吉なサイン」か…労働新聞の報道は

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ポンペオ米国務長官が2日間の平壌(ピョンヤン)訪問を終えて日本に向かった中で北朝鮮外務省が遺憾を表明する声明を出した。北朝鮮外務省は7日、「朝米高位級会談での米国の態度に対し実に遺憾だ。一方的で強盗さながらの非核化要求だけを持ち出した」と非難した。

米朝間の交渉に赤信号が灯ったのではないかとの観測が出ている中で米国の官僚らは北朝鮮のこうした声明を「交渉戦略」とみているという報道が出された。ポンペオ国務長官の訪朝に同行したABCのタラ・パルメリ記者は8日にツイッターを通じ「北朝鮮政府が激しい声明を出したことに対して米国の官僚らは驚くことではないと言う。それをひとつの交渉戦略とみている」と伝えた。

これに対し今回北朝鮮が見せた態度は良いサインではないとの懸念も出ている。CNNのウィル・リプリー記者は前日にツイッターを通じて「金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長はポンペオ長官に会わなかった。これは良いサインではない」と分析した。彼は北朝鮮外務省の声明に対して「不吉なトーンの変化」とも話した。


一方、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は8日、米国の交渉姿勢を非難する報道官談話を掲載しなかった。労働新聞は米国に対する言及を控えたまま4面下段にポンペオ長官の出国記事だけ掲載した。労働新聞は「ポンペオ長官率いる米国代表団が高位級会談を終え7日に平壌から出発した。朝米首脳対面と会談で採択発表された共同声明を忠実に履行する上での諸般の問題が深く議論された」と短く伝えた。

この日午前朝鮮中央放送も外務省報道官談話は報道しなかった。朝鮮中央放送もやはりポンペオ長官の平壌出発の事実だけを短く伝えた。





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