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「小鹿島天使」をノーベル賞候補に推薦する委員会、25日にローマ法王に協力要請

ⓒ 中央日報日本語版

小鹿島(ソロクド)の病院で看護師のマーガレット・ピサレックさん(左側)とマリアンヌ・ストガーさん(右)が患者をケアしている。(法務部提供)

オーストリア出身の看護師マリアンヌ・ストガーさんとマーガレット・ピサレックさんをノーベル平和賞候補として推薦する汎国民推薦委員会の広報団がローマ・カトリック教会のフランシスコ法王に会う。

全羅南道によると、広報団はこの日午後に出国し、27日までバチカンとオーストリアで推薦活動をする。25日に法王庁でフランシスコ法王に会い、ノーベル平和賞候補推薦の趣旨を説明した後、2人の看護師の高貴な犠牲と愛を世界に知らせてほしいと要請するという。

2人の看護師はオーストリアのインスブルック看護学教を卒業した後、1962年と1966年に訪韓し、小鹿島(ソロクド)でハンセン病患者のために40年間ほどボランティア活動をした。しかし2005年11月、高齢のため周囲の人たちに負担を与えることになったとし、手紙1枚を残して故郷へ戻った。


2人が帰国した後、ハンセン病退治と人権のために生涯を捧げた点が改めて注目され、高興郡(コフングン)と全南道(チョンナムド)などでノーベル平和賞候補推薦委員会が発足した。



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