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「トランプ大統領、金正恩と直接対話した」…南北終戦協定議論も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
トランプ米大統領が米朝首脳会談開催議論のため北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長と直接対話したと話したとロイター通信が17日に報道した。

米CBS放送も「トランプ大統領が記者らに金正恩と直接対話した事実を確認した」と伝えた。しかし「ホワイトハウスはトランプ大統領が質問を誤解したものと主張しており混乱が起きている」と付け加えた。

CBSが伝えた現場状況によると、トランプ大統領は「金正恩と直接対話したのか」という記者の質問に、笑って「そうだ(Yes)」と答えた。


一方、ワシントンポストは国務長官内定者であるポンペオ米中央情報局(CIA)局長が復活節(4月1日)週間の4月最初の週末に金正恩委員長に会うためトランプ大統領の特使として秘密裏に北朝鮮を訪問したと報道した。CIAが北朝鮮当局と米朝首脳会談場所の決定などを議論するチャンネルの役割をしていることがとわかった。

ポンペオ局長の訪朝をよく知る関係者2人の話として同紙は「トランプ大統領が最も信頼する特使と不良国のトップが特別な出会いを持ったのはトランプと金正恩の核兵器プログラム議論を成功に導くための柱を用意しようとする努力」と報道した。

これに先立ちトランプ大統領は米フロリダ州で行われた日本の安倍晋三首相との首脳会談での冒頭発言で首脳会談と関連し「われわれは直接対話し始めた。高位級、超高位級で直接対話している」と話した。

同紙は彼が「これ(直接対話)が良い意図と良いことが起きるようにしてくれるだろう」と話したと伝えた。トランプ大統領はまた「米朝首脳会談は6月初めまたはそれ以前に開くだろう」とし、開催地として「5カ所」が議論中だと明らかにした。「その中に米国が含まれているか」という記者の質問には首を横に振って「違う」と答えた。

同紙は「トランプ大統領の補佐陣が現在開催地を最終的に決めているとしながらも具体的な候補地は明らかにしなかった」と伝えた。ただ同紙は韓半島(朝鮮半島)ではないアジアと欧州が開催候補地に含まれたと予想した。

この席でトランプ大統領は南北間の終戦協定締結が27日に開かれる南北首脳会談の議題として議論されているということも事実上公開した。

彼は「人々は戦争が終わっていないということを悟れずにいるが、それ(戦争)はいまも続いている。彼ら(南北)は終戦問題を議論しており、私はこの議論を祝福する。本当に祝福する」と話した。

トランプ大統領のこうした発言は、彼が終戦宣言を支持しているという意味と解説される。

トランプ大統領は韓半島に造成された対話局面に自身が寄与したという自負心も示した。彼は「米国でなかったとすれば、特に私がいなかったとすれば彼ら(南北)は何も議論できなかっただろうし、(平昌)五輪は失敗しただろう」と主張した。

また「議論がうまくできなければ会談はできないかもしれない。われわれはわれわれが取ってきた強力な路線を持続していくだろう」と北朝鮮に対する圧迫と警告も漏らさなかった。

トランプ大統領は「北朝鮮問題において米国と日本は堅固にまとまっている」として日本との共助も強調した。



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