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韓国の次世代気象衛星、来年打ち上げへ…日本・米国に続き3番目

ⓒ 中央日報日本語版

気象搭載体センサーモジュール(写真=気象庁)

韓国気象庁が来年下半期に打ち上げ予定の次世代静止軌道気象衛星「千里眼衛星2A号」に搭載される気象搭載体の開発を完了したと17日、明らかにした。

気象庁と韓国航空宇宙研究院が開発したこの搭載体は、ことし4月に米国ロチェスターで宇宙環境試験に通過して今月2日に韓国に搬入された。約2週間の性能試験を経ることですべての開発過程が完了し、あとは組立作業を残すのみとなる。

気象庁は未来創造科学部・環境部・海洋水産部と共同で次世代気象衛星開発事業を推進し、2012年からは次世代気象搭載体の開発にも力を入れていた。千里眼衛星2A号は16個のチャネルを搭載しているため3Dによる雲画像の分析が可能だ。また、韓半島(朝鮮半島)周辺は約2分以内に、地球全体は10分以内に観測できるため、急変する危険気象の早期観測はもちろん、雲や雪の分析など気象現象の探知に関する高い能力を備えている。


千里眼衛星2A号が予定通り来年下半期に打ち上げられれば、韓国は日本や米国に次いで世界で3番目の次世代気象衛星保有国になる。



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