２０３０年韓国女性の期待寿命が９０．８２年と、世界最高水準になるという研究結果が出た。

英国インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームは２１日（現地時間）、医学雑誌「ランセット」に発表した論文で「韓国の女性だけが期待寿命９０年の壁を超えることになった」と説明した。

期待寿命は新しく生まれる人があと何年生存することができるかを示す予想値。


研究チームはＯＥＣＤ加盟国３５カ国の死亡と長寿パターンを研究した結果、韓国女性の次にはフランス女性の期待寿命が８８．６年、日本が８８．４年と高い結果となったと明らかにした。

研究チームは、その理由として隣国日本と一緒に肥満率や女性喫煙率が他の国に比べて著しく低いという点に注目した。

韓国男性の期待寿命も８４．０７歳と、世界最高となった。

韓国男女の期待寿命は２０１０年に女性８４．２３歳、男性７７．１１歳だったことに比べて明らかに伸びた。

これに対し、研究を主導したインペリアル・カレッジ・ロンドンのマジッド・エザティ教授はＡＰ通信とのインタビューで「普遍的な医療保障に対する投資が期待寿命の爆発的増加に大きい役割を果たした」と説明した。