2日昼12時30分、京畿道烏山(オサン)米空軍基地に到着したマティス米国防長官が「E-4Bナイトウォッチ(Nightwatch・夜間監視)」から降りてきた。マティス長官が乗って来たナイトウォッチは核を利用した報復攻撃命令のために特別製作された飛行機だった。シン・ジョンウ韓国国防安保フォーラム事務局長は「E-4Bは米国とソ連の核競争が激しかった1970年代に開発された」とし「ソ連が米国に核攻撃を加えれば地上のすべての施設と装備が無用になるという判断から、米国の大統領と軍指揮部が空中に避難して反撃命令を出せるよう製作された」と説明した。
ボーイング747-200機種を改造したE-4Bは平凡な形をしているが、機能はまったく違う。まず、空中で最大72時間留まることができる。E-4Bは強力な放射能と電磁気波攻撃にも耐えられるように特殊物質で機体が作られてる。操縦席の天井の後方部分にドームを設置し、衛星通信用EHFアンテナを搭載している。機体の後方には水中の潜水艦に命令を出せるよう水中交信用LF/VLFアンテナもある。このため全世界の米軍部隊と潜水艦に直接交信できる。
◆「審判の日航空機」 核反撃命令が可能
地上作戦司令部が機能しないほどの被害を受けた場合、大統領の隠れ場所、さらに作戦指揮本部になって核反撃を命令する用途の飛行機だ。このためE-4Bの出撃は核戦争を意味する。「審判の日航空機(Doomsday Plane)」と呼ばれる理由だ。武器専門家が最も恐るべき戦略資産の一つに挙げる理由だ。
シン・ジョンウ事務局長は「米国の大統領がどこへ行くにも核のブリーフケースを携行するように、E-4Bは大統領周辺に常に留まりながら出動待機してきた」とし「マティス長官がこの飛行機に乗って韓国に来たこと自体が北に対する武力示威かもしれない」と述べた。実際、米国防総省はこの日、マティス長官の搭乗場面や機内インタビュー場面をインターネットホームページで公開した。韓国軍当局が到着場面をリアルタイムで中継することも許可した。
マティス長官は到着直後、ソウル龍山(ヨンサン)の駐韓米軍基地に移動し、ブルックス在韓米軍司令官が出席した中、最近の北朝鮮動向について報告を受けた。軍の関係者は「在韓米軍の運営現況だけでなく、北の核やミサイルなど軍事状況に関する報告を受けたと理解している」と話した。中国の反発にもかかわらず、米国は今回の訪問で在韓米軍の高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備問題を韓国側と不可逆的に協議するという考えが強い。
米国防長官「北朝鮮のほかにTHAADを心配すべき国はない」(2)
ボーイング747-200機種を改造したE-4Bは平凡な形をしているが、機能はまったく違う。まず、空中で最大72時間留まることができる。E-4Bは強力な放射能と電磁気波攻撃にも耐えられるように特殊物質で機体が作られてる。操縦席の天井の後方部分にドームを設置し、衛星通信用EHFアンテナを搭載している。機体の後方には水中の潜水艦に命令を出せるよう水中交信用LF/VLFアンテナもある。このため全世界の米軍部隊と潜水艦に直接交信できる。
◆「審判の日航空機」 核反撃命令が可能
地上作戦司令部が機能しないほどの被害を受けた場合、大統領の隠れ場所、さらに作戦指揮本部になって核反撃を命令する用途の飛行機だ。このためE-4Bの出撃は核戦争を意味する。「審判の日航空機(Doomsday Plane)」と呼ばれる理由だ。武器専門家が最も恐るべき戦略資産の一つに挙げる理由だ。
シン・ジョンウ事務局長は「米国の大統領がどこへ行くにも核のブリーフケースを携行するように、E-4Bは大統領周辺に常に留まりながら出動待機してきた」とし「マティス長官がこの飛行機に乗って韓国に来たこと自体が北に対する武力示威かもしれない」と述べた。実際、米国防総省はこの日、マティス長官の搭乗場面や機内インタビュー場面をインターネットホームページで公開した。韓国軍当局が到着場面をリアルタイムで中継することも許可した。
マティス長官は到着直後、ソウル龍山(ヨンサン)の駐韓米軍基地に移動し、ブルックス在韓米軍司令官が出席した中、最近の北朝鮮動向について報告を受けた。軍の関係者は「在韓米軍の運営現況だけでなく、北の核やミサイルなど軍事状況に関する報告を受けたと理解している」と話した。中国の反発にもかかわらず、米国は今回の訪問で在韓米軍の高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備問題を韓国側と不可逆的に協議するという考えが強い。
米国防長官「北朝鮮のほかにTHAADを心配すべき国はない」(2)
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