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<チャイナインサイト>中国の偏狭なTHAAD報復をどのように乗り越えるか=韓国(3)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「朴槿恵大統領弾劾」へと突き進む韓国の政治局面を見て中国は希望を広げている。朴大統領が退きTHAAD配備に否定的立場を見せてきた野党が政権を取れば変化がありえるという判断からだ。

このため最近韓国を訪れる中国の学者は時間を稼ぐため異口同音に韓国がTHAAD配備を急いではならないとトーンを高める。中国復旦大学朝鮮韓国研究センターの鄭継永主任は「現在韓国国内政治が憲政危険に直面しておりTHAAD配備のような事案についてはあまり急ぐべきではない」と話す。

◇THAAD報復の波をどのように乗り越えるか


総力を挙げる努力が必要だ。それも多様な分野でだ。まず世論戦だ。THAADが北朝鮮の核防衛用であり中国牽制用ではないということを機会があるごとに力説しなければならない。特に北朝鮮の核の脅威が消えればTHAADもまた必要がないという点を強調しなければならない。

また、中国の大国らしからぬ報復の実状をしっかりと知らせる必要がある。口では親善を叫び気に入らなければ容赦なく経済報復をする中国のスタイルが果たして21世紀に世界を導いていく大国としての資格があるのか、国際社会に疑問を提起しなければならない。

次は中国の報復による被害、すなわち中国発リスクの軽減だ。玉子をすべてかごに入れることがどれだけ危険なことかを今回の中国のTHAAD報復はよく示している。中国が魅力的な市場であっても事業の成否を中国にだけ置いてはならないということだ。中国市場が詰まっても韓国に酸素供給を続けられるインドや東南アジアなど「中国を超える市場」の開発に拍車をかけなければならない。

3つ目はTHAADとともに安保分野で起きた対立を経済など他の分野での協力を通じ相殺ないし克服する案を模索する必要がある。先月東西大学主宰で開かれた第1回釜山(プサン)上海フォーラムでは、「一帯一路(陸海上シルクロード)」プロジェクトでの韓中の積極協力がTHAAD問題で行き詰まる両国関係の改善につながるという意見が表明され目を引いた。

一方、亜洲(アジュ)大学中国政策研究所のキム・フンギュ所長は「韓中間の『成功の事案』を創り出しTHAAD局面を突破しよう」と提案する。韓中海上境界画定交渉の妥結がそうした例になれるという。海上紛争解決は両国すべての成功事例となり、習近平主席だけでなく韓国政府の威信もまた上がるウィンウィンのプロジェクトになれるということだ。

ユ・サンチョル論説委員



<チャイナインサイト>中国の偏狭なTHAAD報復をどのように乗り越えるか=韓国(1)

<チャイナインサイト>中国の偏狭なTHAAD報復をどのように乗り越えるか=韓国(2)

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