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高位公職者は「神の息子」…兵役免除は一般人の33倍=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
高位公職者の兵役免除比率が一般人の33倍に達することが明らかになった。現役服務者は10人中7人に満たなかった。

国民の党のキム・ジュンロ議員が11日に兵務庁の資料を分析した結果によると、兵役の義務がある4級以上の高位公職者2万5388人のうち兵役の免除を受けた人は9.9%の2520人だった。補充役判定を受けた人は5722人で全調査対象の22.5%を占めた。10人中3人は兵役の免除を受けたり現役を回避していたことになる。上半期の徴兵検査の兵役免除比率は0.3%、補充役判定比率は10.2%にすぎなかった。免除比率だけ比較すれば一般人の33倍に達する。

高位公務員の子女の兵役免除率も高かった。高位公務員の直系卑属1万7689人のうち兵役免除者は4.4%の785人だった。一般人免除比率の15倍に達する。


免除の理由では、高度の近視が420人で最も多かった。身長・体重の未達・超過が123人、椎間板ヘルニアが88人、肺結核が47人などの順だった。高位公職者の子女のうち疾病による兵役免除者は726人だった。不安定性大関節が50人、視力障害が15人、炎症性腸疾患が13人、糸球体腎炎が11人などだった。このうち不安定性大関節は十字じん帯破裂のような膝関節のじん帯損傷をいうが、兵役回避に悪用されるケースが多く兵務庁が重点管理対象に指定している。

キム議員は「模範を見せるべき高位公職者と子女が兵役回避疑惑を持たれるような疾病で免除判定を受けるのは兵役の義務を忠実に履行する大韓民国の青年たちに剥奪感を与えかえない」と指摘した。





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