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<五輪テコンドー>男子58キロ級銅メダルの韓国キム・テフン「グランドスラムは4年後東京で」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2016リオデジャネイロオリンピックのテコンドー男子58キロ級3位決定戦で勝利した後、太極旗を持って喜ぶキム・テフン。(写真=リオデジャネイロ=オリンピック写真共同取材団)

「グランドスラム」の機会は4年後となった。だが、勝負師の自尊心は守った。

韓国男子テコンドー軽量級の期待株キム・テフン(22)は18日、ブラジル・リオデジャネイロのカリオカアリーナで開かれた2016リオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)テコンドー男子58キロ級の3位決定戦でカルロスルベン・ナバロバルデス(メキシコ)を7-5で破り銅メダルを首にかけた。

キム・テフンは世界ランキング2位でこの階級の強力な優勝候補として注目されていたが、最初の競技である1回戦で世界46位の新鋭タウィン・ハンプラブ(18、タイ)に10-12で負けて波乱の犠牲になった。オリンピック初舞台への緊張と金メダル候補という重圧に身体が固まってしまったのが敗因だった。キム・テフンは五輪金メダルを追加すればグランドスラム(オリンピック・世界選手権・アジア競技大会・アジア選手権の優勝)を達成できたが、今大会は失敗し、次回に見送りとなった。


ハンプラブが決勝に上がったおかげで辛うじて敗者復活戦に出場できる機会を得たキム・テフンは、サフォン・カリールカリル(オーストラリア)を4-1で制して勝ち上がった3位決定戦で銅メダルを手にして韓国テコンドーに初のメダルをもたらした。

キム・テフンは競技後「初戦で負けたので失望が大きかった。途方に暮れたが、幸い敗者復活戦に出る機会が与えられて改めて集中し直した」としながら「応援して下さる方々に報いるという気持ちで歯をくいしばった。メダルに対する欲は心から消して競技にだけ集中した」と話した。キム・テフンはまた「私が不振だったせいでキム・ソヒのプレッシャーは大きかったはずなのに、動揺することなく金メダルを取ってくれてありがたかった。今回は期待に沿えなかったが、2020年東京では必ず金メダルを首にかける」とコメントした。



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