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ベンツ・BMWの品質上回った…格が変わった現代・起亜車(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

鄭夢九(チョン・モング)会長

2000年代初期まで現代・起亜車は当時世界最大市場だった米国で「レモン(Lemon:安モノを意味する俗語)」と呼ばれていた。値段は安いが品質もそれなりだという意味だった。

そんな現代・起亜車が完全に変わった。米国の市場調査企業「JDパワー(J.D.Po wer)」が22日(現地時間)に発表した「2016新車品質調査(IQS)」で評価対象の全33ブランドの中で起亜車が1位(83点)、現代車が3位(92点)に上がったと発表した。点数が低いほど品質満足度が高いことを意味する。16年前の2000年には現代車が全体ブランドの中で34位、起亜車が37位に過ぎなかった。

また現代・起亜車の11車種が各車のクラス別評価で受賞するなど歴代最高成績を記録した。JDパワーの評価は、米国だけでなく世界最高の自動車関連の品質評価に通じる。


そのため調査結果は米国消費者が自動車購買基準で積極的に活用するだけでなく、企業別の品質競争力を計る指標にも活用される。

今回の新車品質調査は昨年11月から今年2月まで米国で販売された新車を購入した人を対象に購入後3カ月が過ぎた時点で233項目に対する品質満足度を調査して販売自動車100台あたりの不満件数であらわした結果を土台にしている。調査の結果、起亜車は今年2013年から3年連続で1位を守ってきたポルシェを抜いた。現代車も昨年より順位が1ランク上昇した。

今回の調査で現代・起亜車はドイツの代表ブランドであるベンツ、BMW、アウディなどはもちろんレクサス(日本)、インフィニティ(日本)、キャデラック(米国)など有数の高級ブランドを全て上回った。

全体ブランド価値はもちろん各車クラスでも良い成績を出した。現代車アクセントとグレンジャー(現地名アゼラ)はそれぞれ小型と大型車クラスで、起亜車ソウルとスポーテージ(旧型)はそれぞれ小型多目的車(茶)級と小型スポーツ用多目的車(SUV)車クラスでそれぞれ1位になった。2年連続で4車種が「最優秀品質賞(Segment Winner)」を受賞したのだ。



ベンツ・BMWの品質上回った…格が変わった現代・起亜車(2)

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