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韓国アニメ「ポロロ」のパパ、ディズニーを夢見る(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

8日京畿道城南市板橋(キョンギド・ソンナムシ・パンギョ)の社屋で会ったアイコニックスのチェ・ジョンイル代表がポロロ後のビジョンを明らかにした。

『ポロンポロン、ポロロ(邦題:ポンポン、ポロロ)』や『ちびっこバス・タヨ」で有名なアニメーション企業アイコニックスが、クマとトラをモチーフにした次世代キャラクターを出す。

チェ・ジョンイル(51)アイコニックス代表は「年末に『ブームバとトゥームバ(Boomba&Toomba)』をシリーズ物で公開する予定」と明らかにした。『ブームバとトゥームバ』はテレビや劇場用ではないインターネットを主な流通チャンネルにした「ウェブアニメ」だ。好奇心旺盛なクマの「ブームバ」と過激で性急なトラの「トゥームバ」が主人公だ。

チェ代表は「友達同士でドタバタ騒ぎを繰り広げるスラップスティックコメディーで、全年齢層が愉快に楽しめる家族用アニメ」と説明した。


チェ代表は「モバイルで好きなコンテンツを思いのままに選ぶ今がウェブアニメを出す良い時期」として「これまでのフラッシュ中心の短編ウェブアニメではないシリーズ物がたくさん出るだろう」と見通した。チェ代表はYouTube(ユーチューブ)でポロロ・タヨの人気を見てウェブアニメの成功を確信した。

2003年に初めて制作されたポロロシリーズは今年5月基準でYouTubeアニメ分野の再生回数世界1位を記録した。今年で7歳になるちびっこバス・タヨもやはり3位に上がった。2つのアニメの月間再生回数は2億回を超える。

ソーシャルネットワークサービス(SNS)の発達でコンテンツの海外輸出方式も変わった。現地の流通社・放送局といちいち契約する必要がなくなったのだ。それでもライセンス事業(キャラクターを商品に使って手数料を受けとる事業)をするにはやはり海外現地に拠点が必要だ。彼がテーマパーク事業に注力する理由だ。現在中国・東南アジア・欧州などに進出したアイコニックスは韓国・中国に各7カ所、シンガポール・タイに各1カ所ずつ「ポロロパーク」をオープンした。

チェ代表は「アニメーションや飲食物、キャラクター商品を1カ所で楽しめるポロロパークは海外拠点としておあつらえ向き」としながら「特に中国で大人気を呼んで年末までに中国に4店を追加してベトナム・マレーシア・インドネシア・米国・ロシアなどでもオープンする」と明らかにした。



韓国アニメ「ポロロのパパ」ディズニーを夢見る(2)

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