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建設・造船・鉄鋼・海運をのみ込んだ「グローバル沈滞」…ディスプレー・銀行・ホテル襲う=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
来年、企業の収益性悪化で債務償還に苦しむ業種が大幅に増えるという見方が出ている。中国の景気減速と国内景気沈滞などでディスプレー・銀行・ホテル業界などが危機を迎える可能性が高いという診断だ。

韓国信用評価は23日、来年の経営環境が「非友好的」な業種が評価対象全体の22業種のうち10業種にのぼると発表した。1年前(6業種)に比べ4業種増えた。長期脆弱業種の建設、造船、鉄鋼、海運、証券、割賦金融のほか、ディスプレー、銀行、クレジットカード、ホテル業種を追加した。「友好的」評価業種は原油安の恩恵を受ける2業種(航空、製油)にすぎなかった。残りは「中立的」だ。

他の格付け機関も似た見方を示した。ナイス信用評価は41業種のうち14業種の短期見通しを「ネガティブ」とした。「ポジティブ」は1業種(生命保険業)だけだった。


格付け機関は、通貨危機以来最多(韓国信用評価基準1-9月384社の評価対象のうち45社)となった企業の格下げが来年も続く可能性があると警告した。

産業銀行もこの日、2016年産業別見通しを発表し、10業種のうち5業種を「ネガティブ」とした。自動車と建設は成長が弱まり、造船・海運・ディスプレーは需要不振に苦しむと予想した。



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