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<靖国爆発音>「チョン容疑者、爆発物設置をまた否認」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
先月23日に靖国神社のトイレで発生した爆発事件で日本の警察に逮捕された韓国人のチョン容疑者(27)が、爆発物の設置を一度認めた後、また否認に転じたと、日本メディアが10日報じた。

朝日新聞は捜査関係者の言葉を引用し、チョン容疑者が9日、警察の調査で先月22日と23日に靖国に行ったことを認めた後、「靖国に爆発物を設置した。爆発物を設置しようと思って日本に来た」と述べた、と伝えた。しかしチョン容疑者は10日、靖国訪問と爆発物設置をすべて否認した。

警察は爆発音があった靖国神社のトイレで回収した遺留品とチョン容疑者が宿泊したホテルの客室の遺留品から検出されたDNAの型が一致することを確認したと、同紙は付け加えた。DNAの型の一致はチョン容疑者がトイレに入った証拠になるとみられる。日本の警察はチョン容疑者の携帯電話を押収し、事件との関連について調べている。


日本の警察は今回の事件関連背景を調査するため韓国に捜査官を派遣することも検討していると、産経新聞は伝えた。

共同通信はチョン容疑者が先月21-23日に日本を訪問した当時、日用雑貨や住宅用品を販売するホームセンターや量販店を訪問していないことが捜査関係者を通じて把握されたと10日、報じた。日本の警察は靖国神社のトイレで発見された乾電池や電池ケースなどを韓国から持ってきた可能性が高いとみている。

韓国政府はこの日、日本メディアがチョン容疑者の実名と顔、個人情報を公開していることについて日本当局に抗議した。外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は「日本メディアの報道形態に対し、外交部が外交チャンネルを通じて公式に日本側に抗議した」と述べた。日本メディアがチョン容疑者の個人情報をはじめとする捜査状況を詳しく報道し、日本の警察が事実上、被疑事実の公表をしているのではという批判が提起された。趙報道官は、チョン容疑者がまた日本に行く前に外交部など政府側が接触したのかという質問には、「全く知っていることも、聞いたこともない」と答えた。チョン容疑者の家族が提起したいわゆる「企画入国」疑惑は事実でないという趣旨だ。



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