日本の金星探査機「あかつき」が5年ぶりの再挑戦で金星周回軌道への進入に成功した。
日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入に成功したと明らかにした。
あかつきは5年前の2010年12月、金星周回軌道への投入が試みられたが、主エンジンの故障で失敗した。その後5年間にわたって太陽を周回していたあかつきは、再び金星に近づいた今月7日、姿勢制御用小型エンジン4基を約20分間噴射する方式で軌道に投入された。
JAXAによると、あかつきの状態は正常で、すでに観測は始まっている。今後は3カ月の初期観測を実施しながら9日間程度で周回する楕円軌道へと移行。2016年4月ごろから本格的な観測を行う予定だ。
日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入に成功したと明らかにした。
あかつきは5年前の2010年12月、金星周回軌道への投入が試みられたが、主エンジンの故障で失敗した。その後5年間にわたって太陽を周回していたあかつきは、再び金星に近づいた今月7日、姿勢制御用小型エンジン4基を約20分間噴射する方式で軌道に投入された。
JAXAによると、あかつきの状態は正常で、すでに観測は始まっている。今後は3カ月の初期観測を実施しながら9日間程度で周回する楕円軌道へと移行。2016年4月ごろから本格的な観測を行う予定だ。
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