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<野球>中学生が成人球場で試合…「韓国版」大谷の誕生は難しい(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
8日に札幌ドームで行われたプレミア12の開幕戦で韓国代表は0-5で完敗した。161キロの剛速球を武器に日本のエース大谷翔平に2安打に抑えられ、10三振を喫した。一つの試合の結果にあまりにもこだわる必要はない。大谷は日本プロ野球でも久々に登場した天才投手だ。しかし球速161キロのほかに注目するべき数値がある。21歳という大谷の年齢だ。

今回の日本代表投手13人のうち25歳以下の投手は7人。これに対して韓国は4人にすぎない。今季、日本プロ野球セ・パ両リーグで2けた勝利投手は計23人いた。うち8人(34.8%)が25歳以下だ。韓国KBOリーグでは2けた勝利投手26人のうち25歳以下は3人(11.5%)だった。メジャーは67人のうち15人(22.4%)。韓国プロ野球では現在、有能な若手投手、特に先発投手が減っている。

もちろん好投手が出てくるサイクルはある。最近のKBOリーグの打高投低は若い投手の成長に不利だ。韓国の野球の底辺は日本や米国と比較するのが難しい。しかし「アマチュアで果たしてどれほど良い選手を育てているのか」に質問を変えてみる必要がある。最近メジャーリーグと日本プロ野球では入団後すぐに頭角を現す選手が多い。プロでの練習と育成のほか、アマチュアから良い資源が出ているということだ。


韓国野球委員会(KBO)傘下育成委員会は現在、日本プロ野球で150キロ台の剛速球投手が増えた理由を研究している。KBOの関係者は「指示はしたが、正直、効果があるかどうかは分からない。分析はしても実行はアマチュアがするため」と話した。続いて「中学生が成人規格の球場で試合をしている。このため早くから故障する。大韓野球協会に何度か是正を建議したが、話はない」と説明した。プロ球団は最近の新人について「体格は良くなったが、基本技が落ちる」という不満を抱いている。特に投手の場合、けがが問題だ。ある首都圏球団トレーナーは「新人投手の大半がひじと肩のけがを抱えている」と話した。



<野球>中学生が成人球場で試合…「韓国版」大谷の誕生は難しい(2)

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