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【グローバルアイ】首脳会談、失敗はない=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2日の韓日首脳会談を伝える日本の多数の放送は朴槿恵(パク・クネ)大統領の表情と態度に注目した。主に3つの場面を比較した。最初は朴大統領の2013年3・1記念日の記念演説だ。「加害者と被害者という立場は千年の歴史が流れても変わらない」という映像だった。2つ目は昨年3月のハーグ韓日米日首脳会談だ。安倍首相の韓国語のあいさつを朴大統領が無視する場面だった。最後は朴大統領が今回、安倍首相を青瓦台(チョンワデ、大統領府)に案内しながら記念撮影などをする姿だった。ある放送は1日の韓日中首脳の記者会見で朴大統領が安倍首相を4回、李克強中国首相は1回だけ見たと分析した映像も送り出した。朴大統領の対日姿勢が以前に比べて和らいだ点を見せる報道ではないかと思う。

韓日首脳会談は対日公共外交(public diplomacy)で少なくない成果をあげたようだ。映像が筆より強い時代という。外交も結局は相手国民の心をつかむところから始まる。こういうものが積み重なれば、相互信頼が反目と疑心に代わるものだ。相手に対する国民感情が最悪である今、首脳会談ほどの公共外交を探すのが難しい。上から関係改善に向かってこそ交流と協力が動力を得る。安倍首相1強体制の日本の場合はなおさらそうだ。巨大権力集団である日本の官僚社会や財界は現在、安倍首相だけを見つめている。首脳同士が会う機会は多ければ多いほどよい。

今回の首脳会談では慰安婦問題解決と関係改善の第一歩も踏み出した。首脳会談のない実務協議と首脳会談の追認を受ける協議では違いが生じるしかない。首脳会談の後にいろいろと話が出てくるのは3年半の空白がもたらす不信の後遺症ともいえる。一杯の酒で腹が満たされることはない。今月の多者外交舞台で両首脳の会談は続かなければいけない。事前調整をする首脳会談は失敗の確率が最も低い協議体だ。


せっかくの首脳会談合意を生かすには細心の管理が不可欠だ。双方の指導級の人たちには言力政治が要求される。「過去直視、未来志向」の8文字のような修辞の美学が必要だ。周辺は「地方放送」を消さなければならない。一言が尾を引くデジタル時代に上から不信の種をまいてはいけない。一般人に鈍感力を要求することはできない。

韓日関係の新しいビジョンも探す必要がある。両国は米国との同盟、中国との関係というプリズムを通じてお互いを見る傾向が強まった。両国関係が矮小化されて複雑になった理由だ。中国の浮上、韓半島(朝鮮半島)統一問題に対する戦略対話が必要だ。統一は網外交から始まる。同時に実生活と直結する側に目を向ければどうかと思う。クリーンエネルギー分野の協力を通じた韓日間のグリーン同盟(Green Alliance)はアジアの新しいモデルになるかもしれない。両国は人口減少・高齢化・地方消滅の共通課題も抱えている。経験の共有や協力の余地がないわけではない。現状を打破する出発点は想像力とビジョンだ。

オ・ヨンファン東京総局長



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