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朴大統領が訪米日程開始…「韓米友好の夜」に米国側450人出席

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

訪米中の朴大統領が14日午前(現地時間)、ワシントンのウェストポトマックパーク内にある韓国戦争参戦記念碑に献花した後、黙祷している。

朴槿恵(パク・クネ)大統領が13日(現地時間)、米ワシントンに到着し、4日間の訪米日程を開始した。朴大統領は今回の訪問で、韓米同盟を基盤に北朝鮮の核問題に対する連携を強化することを目標にしている。また2国間グローバルパートナーとしての外縁拡張も模索する。

特に日程のメーンイベントとなる首脳会談では、北朝鮮問題を中心に強力な韓米共同声明が発表される可能性が高いと、政府関係者は伝えた。政府関係者は「韓米首脳会談(16日)の基本は北の問題など安保・経済分野での協力になるだろう」とし「一方でサイバーセキュリティーや気候変動、航空宇宙、感染病対応など新しい分野での協力も議論する予定」と述べた。また「首脳会談後の記者会見では韓米同盟が2国間レベルでなくグローバルパートナーシップに格上げされたという点を明確に示すことになるだろう」と説明した。

韓米の連携を知らせるかのように、14日に開催される「韓米友好の夜」行事には、ケリー国務長官をはじめ、ヘーゲル前国防長官、パウエル元国務長官など米国外交政策に影響力を及ぼす人物が多数出席する。シャーマン国務次官のほか、ブルッキングス研究所、戦略国際問題研究所(CSIS)など外交安保シンクタンクの関係者を含め、米国側から約450人が出席する予定だ。朴大統領はこの席で「韓米同盟」をテーマに演説する。出席した参戦勇士の名前を呼称し、参戦期に具体的に言及するという。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「行事と演説を通じて量と質的な面で進展した韓米関係を見せることになる」と話した。


米国防総省(ペンタゴン)訪問(15日)も注目される行事だ。2011年の李明博(イ・ミョンバク)前大統領に続いて2回目の訪問となる。韓米連合防衛態勢を再確認すると同時に、米国内に広まっている韓国の「中国傾斜論」を払拭する契機となる見込みだ。

朴大統領は14日午前、ワシントン・ウェストポトマックパークのリンカーン記念館周辺にある韓国戦争(朝鮮戦争)参戦記念碑に献花し、公式日程を始めた。参戦記念碑は韓米同盟を象徴する造形物。1995年の金泳三(キム・ヨンサム)元大統領の訪米に合わせて設置された。行事には韓国戦争参戦を決定したトルーマン元大統領の孫ダニエル・トルーマン氏らが出席した。

続いて朴大統領はワシントン近隣メリーランド州グリーンベルトにある「米航空宇宙局(NASA)ゴダート宇宙飛行センター」を訪問した。現大統領の米NASA訪問は今回が2回目。50年前に朴大統領の父の朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領が「ケネディ宇宙センター」を訪問した。朴大統領は国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士から歓迎のメッセージを受け、衛星ロボット試演も参観した。

◆宿舎は「ブレアハウス」

朴大統領は米ホワイトハウス付属迎賓館「ブレアハウス」に荷物を置いた。朴正熙元大統領と陸英修(ユク・ヨンス)夫人が1965年4月当時、ジョンソン大統領の招請で2泊3日間の日程で訪米した当時に利用した。朴大統領は2013年5月の訪米でもここに宿泊した。



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