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<セウォル号惨事汎国民大会>「暴力デモに外部勢力介入」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
週末だった18日、ソウル光化門(クァンファムン)一帯はまるで戦場のようになった。「セウォル号惨事汎国民大会」の参加者らと警察が正面衝突したためだ。警察は青瓦台(チョンワデ、大統領府)側に行進しようとするデモ隊を6重の車両壁で防いだ。これに対しデモ参加者らが激しく抵抗しながら体当たりした。

汎国民大会は、4・16家族対策協議会とセウォル号国民対策会議の主催でこの日午後3時頃からソウル広場で開かれた。主宰側は当初、午後6時から光化門広場で行進をするつもりだった。だが午後4時30分ごろ、警察と遺族が光化門前で衝突したという情報が伝えられた。セウォル号惨事国民対策会議のキム・ヘジン委員長は「今すぐ家族のもとに駆けつけなければならない」として急いで集会を終えた。これに対し約1万人の参加者が遺族のいる光化門側に向けて行進し始めた。

警察はこの日、警察力1万3700人余りと車両470台余りを動員して集会に備えた。景福宮(キョンボックン)の前から光化門北側の広場を経て世宗大王(セジョンデワン)銅像の前、世宗路の交差点、フィナンシャルビルに至るまで6重の車両壁をつくった。またバスと警察隊の列を清渓(チョンゲ)広場から清渓川北側まで伸ばし、すべての進入路を遮断した。


警察車両の壁は、市民の行動自由権を侵害するという理由で2011年6月に憲法裁判所で違憲決定されてきた。これに対しハ・ウォンホ警察庁警備課長は「緊急で避けられない状況であれば設置できる」として「デモ隊が青瓦台に向かって市民と警察の間で大きな体の小競合いが起きる恐れがあり、車両壁を緊急設置した」と話した。しかし「民主社会のための弁護士会(民主弁護士会)」のパク・ジュミン弁護士は「車両壁を止めれば『意思疎通』を望むデモ隊に『断絶』の印象を与え集会を加熱させる恐れがある」と反論した。



<セウォル号惨事汎国民大会>「暴力デモに外部勢力介入」(2)

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