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一瞬の怒り抑えられず…カッとなる「衝動犯罪」昨年15万人=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
先月31日午前1時30分。慶尚北道浦項(キョンサンブクド・ポハン)で交際相手の女性に乗用車をぶつけたチェ氏(49)が警察に逮捕された。1年間一緒に暮らしていた女性キムさん(31)が別れを要求すると、キムさんが乗っていた乗用車に突っ込んだ疑い(殺人未遂など)だった。キムさんがぶつけられた車から降りて文具店前の別の小型車の後ろに隠れると、チェ氏はさらに自身の乗用車を小型車に4回ぶつけた。キムさんがケガをしたのはもちろん、文具店のドアや内部のインテリアが破損した。文字どおりめちゃくちゃになった状況でも怒りがおさまらなかったチェ氏は、車から降りてキムさんの首をしめた。浦項南部警察署側は「キムさんが別の男性と一緒にいるのを見て腹立ちまぎれに犯行に及んだもの」と説明した。

怒りなどを抑えられない「衝動調節障害」を病む人が増えながら、関連犯罪が相次いでいる。問題が円満に解決されなかったり心が不安定になったりすると、火をつけたり相手を殴ったりするやり方で怒りを発散するのだ。警察庁によれば昨年全国で検挙された暴力犯36万6527人のうち15万2249人は偶発的に犯していたことが分かった。10人のうち4人が腹立ちまぎれに犯行に及んでいたことになる。

1日、スーパーの主人と契約金をめぐって言い争いになったキム氏(50、女性)が体にシンナーをかけて焼身を図った「楊州(ヤンジュ)火災」事件や、先月24日に賃金の問題で船員紹介所とトラブルになった船員チョン氏(42)が腹立ちまぎれに市場に火をつけた「国際市場放火」事件も同じケースだ。同日ソウル中渓洞(チュンゲドン)では駐車が間違っていると抗議した通行人Aさん(56)に、車の所有者のチェ氏(36)らが集団で野球のバットで暴行した。いわゆる「蘆原(ノウォン)駐車」事件だった。言い争いで終わらず無慈悲な暴行にエスカレートし、A氏は全治8週間の重傷を負って入院した。


衝動調節障害の犯罪は予測不可能だ。相手に向けて怒りを表出するが、殴ったりしても加害者が得るものは何もない。衝動的に殺人や暴行を犯した犯罪者のうち「後悔している」「私がなぜそうしたのか分からない」と話すケースが多いというのが捜査関係者たちの説明だ。クォン・イルヨン警察庁科学犯罪捜査センター犯罪分析チーム長は「衝動調節障害による犯罪比率が世界的に増加しており、先進国ではすでに『怒り・憎悪犯罪』として分類し対応している」と説明した。健康保険審査評価院は、衝動調節障害の症状で病院を訪れた患者が最近5年間で30%以上増えたと発表した。2009年に3720人だった衝動調節障害の患者数が2013年には4934人と32.6%増加した。



一瞬の怒り抑えられず…カッとなる「衝動犯罪」昨年15万人=韓国(2)

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