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韓国KOSPI上昇率、G20国家のうち19位(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
昨年の韓国証券市場の成績表だ。2014年最後の取引日である12月30日、KOSPI(韓国総合株価指数)は1915.59でその一年を締めくくった。2013年閉場日(2011.34)より4.76%下落した。

韓国証券市場はこの1年間、退屈と言えるほどボックス圏のみの動きに終始した。少し上昇したと思ったら悪材料が飛び出してつまづくというのが常だった。上半期に支離滅裂だったKOSPIは、下半期には崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相就任後の景気浮揚に対する期待で上昇の勢いに乗った。韓国政府の企業に対する配当・投資の拡大誘導、不動産の規制緩和、韓国銀行の基準金利引き下げなどで7月には2093台まで上がり2100ライン奪還に向けて秒読み態勢に入ったかと思われた。当時、証券業界ではボックス圏だけにとどまっていたKOSPIの大幅上昇が始まったとの期待が広がり始めていた。

しかし、国会が空転するなか景気浮揚関連の法通過が遅れ、日本の円安で国内企業の競争力弱化に対する憂慮の声が大きくなった。市場では「法執行の“ゴールデンタイム”を逃した」という指摘の声が聞かれた。ここに国内企業の実績不振、欧州の景気鈍化、原油価格の下落にともなうロシア・ブラジルなどの経済不安が重なり、KOSPIは空回りを繰り返した。結局、12月一時1880台まで落ちて1900台を防御するのに汲々としなければならなかった。


これとは反対に、景気回復の兆しを見せている米国は企業実績の改善を基に証券市場が連日史上最高値を更新した。香港と上海証券市場のクロス取り引きを許容する「滬港通(上海と香港の株式取引の相互乗り入れ)」の実施で、中国証券市場は50%ほど上昇し、日本も金融緩和政策「アベノミクス」に力づけられて好調を示した。



韓国KOSPI上昇率、G20国家のうち19位(2)

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