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K2黒豹戦車、韓国産エンジン搭載

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

K2黒豹戦車

韓国陸軍が新しく導入する次期戦車(K2黒豹戦車)に国産パワーパック(Power pack)が搭載される。パワーパックとはエンジンと変速機を組み合わせた動力伝達機構。戦車の“心臓”に該当する。2016年から実戦配備するK2戦車およそ100台用だ。防衛事業庁は19日、防衛事業推進委員会(委員長・韓民求国防部長官)を開き、このように議決した。

政府は山岳が多い韓半島(朝鮮半島)地形に合う戦車を開発してきた。

K2戦車用パワーパックは1500馬力で、55トンのK2戦車が未舗装道路で時速50キロ(一般道路70キロ)の速度を出すことができ、機動力をさらに強化できる。60度の急な山道も上がる。


国産パワーパックの開発は順調に進まなかった。7月から実戦配備され始めたK2戦車100台余りにはドイツ製のパワーパックを搭載した。国産の戦車にドイツの心臓を載せたのだ。

キム・シチョル防衛事業庁報道官は「K2戦車の量産は先端主力戦車を獲得する事業」とし「単に老朽化で戦闘力の発揮が難しい旧型戦車に代わるレベルを越え、海外輸出も可能だと期待する」と述べた。

防衛事業推進委員会はこの日、2033年から戦力化するイージス艦3隻に弾道弾迎撃ミサイルを搭載する案も議決した。攻撃能力をさらにアップグレードするためだ。海軍の関係者は「次期イージス艦(広開土-3、Batch-2)を戦力化すれば、ミサイル迎撃能力も保有し、北のミサイル脅威に効率的に対応できるだろう」と説明した。



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