IKEA Koreaが19日、記者懇談会を自ら要望した。
また、来月18日に公式オープンを控えた京畿道(キョンギド)の光明(クァンミョン)店の店舗内部の様子も初めて公開した。5万9000平方メートルでIKEA店舗としては世界最大規模の光明店はまだ工事の真っ最中だった。キッズ用売り場とファブリック、寝室、食堂の一部だけが完成しており、入口をはじめとする多くの空間はまだ未完成だ。このような状況で店舗まで公開して記者懇談会を開いたのは、最近取り沙汰されていた悪材料に対して積極的に対応するためのものとみられる。当初はソウル駅で行う予定だったが、KORAIL(韓国鉄道公社)が「日本海表記」問題に難色を示し、場所を貸さなかったという理由もある。
IKEA Koreaは最近、公式サイトに東海(トンへ)を「日本海」と表記した事実が明るみになったことで激しい非難を浴びていた。また、世界の店舗で販売されている装飾用世界地図壁掛けにも「日本海」と表記されている事実が追加で明らかになり、厳しい批判を受けた。これに対してIKEA Koreaは「グーグルの表記に従ったもので、該当の地図は韓国では販売しない」と釈明して更に大きな反発を招いた。これにくわえ今月13日、公式サイトに製品価格が公開されたことで世論はさらに悪化した。韓国での販売価格が44万9000ウォン(約4万7800円)と策定された「BESTA BURSテレビ台」をはじめ、一部の品目における価格が他国より高かったためだ。このテレビ台は米国(23万2000ウォン)や日本(37万7000ウォン)では韓国より安い。これに対して韓国の消費者は「IKEAが韓国の顧客をカモとして見ている」と非難し、「不買運動を行う」という言葉まで出てきた。
IKEA Koreaは同日の記者懇談会でこのような問題について積極的に釈明した。IKEA Koreaのリテールマネジャーであるシュミットガル氏は同日、「東海表記について韓国消費者に対し心よりお詫びする」とし「世界地図を修正する案を本社と話し合っている」と説明した。しかし、シュミットガル氏は「海外で販売されている壁掛け地図は誤った情報が記されているものの、安全性に問題がある製品だけリコールするという方針によりリコール計画はない」と一線を画した。
価格も「調整はない」とした。その代わりIKEAは米国や日本よりも安い製品は多いと紹介した。セールスマネジャーのジョンソン氏は韓国で3万9000ウォンで販売している「PELLOアームチェア」を例にあげて「中国では5万1700ウォン、米国では5万5000ウォンで、韓国がもっと安い」と説明した。ジョンソン氏はまた「韓国は物流費用や為替レート、関税、付加価値税などが他国と違うので価格差が生じる」としながら「韓国に持ち込める製品数量が多くなれば中間物流センターを経由しなくても済むので、価格をもっとおさえることができる」と付け加えた。
これに先立ち、IKEAは先月の採用説明会で時給が9200ウォンであることを発表し、「時給が誇張されている」という批判を浴びたりもした。その後の産業通商資源部の国政監査では7666ウォンであると言葉を変えたためだ。IKEA Korea側は「週休手当てや有給休暇手当てを含めて時給が9200ウォン」としながら「一週間基準として週休手当てを含めず単純計算すると7666ウォン(9200ウォン×40時間/48時間)」と説明した。
IKEAがオープン前からさまざまな問題で物議をかもしているものの、国内の中小家具やインテリア、ホームファニッシング企業の心配は相変わらずだ。ある国内家具メーカー関係者は「IKEAに対する批判が大きいということはそれだけ期待が大きいということ」としながら「営業が始まってこそ市場に及ぼす影響を計ることができる」と語った。IKEAはオープンに先立ち、来週からカタログ200万部を製作して配布する。
また、来月18日に公式オープンを控えた京畿道(キョンギド)の光明(クァンミョン)店の店舗内部の様子も初めて公開した。5万9000平方メートルでIKEA店舗としては世界最大規模の光明店はまだ工事の真っ最中だった。キッズ用売り場とファブリック、寝室、食堂の一部だけが完成しており、入口をはじめとする多くの空間はまだ未完成だ。このような状況で店舗まで公開して記者懇談会を開いたのは、最近取り沙汰されていた悪材料に対して積極的に対応するためのものとみられる。当初はソウル駅で行う予定だったが、KORAIL(韓国鉄道公社)が「日本海表記」問題に難色を示し、場所を貸さなかったという理由もある。
IKEA Koreaは最近、公式サイトに東海(トンへ)を「日本海」と表記した事実が明るみになったことで激しい非難を浴びていた。また、世界の店舗で販売されている装飾用世界地図壁掛けにも「日本海」と表記されている事実が追加で明らかになり、厳しい批判を受けた。これに対してIKEA Koreaは「グーグルの表記に従ったもので、該当の地図は韓国では販売しない」と釈明して更に大きな反発を招いた。これにくわえ今月13日、公式サイトに製品価格が公開されたことで世論はさらに悪化した。韓国での販売価格が44万9000ウォン(約4万7800円)と策定された「BESTA BURSテレビ台」をはじめ、一部の品目における価格が他国より高かったためだ。このテレビ台は米国(23万2000ウォン)や日本(37万7000ウォン)では韓国より安い。これに対して韓国の消費者は「IKEAが韓国の顧客をカモとして見ている」と非難し、「不買運動を行う」という言葉まで出てきた。
IKEA Koreaは同日の記者懇談会でこのような問題について積極的に釈明した。IKEA Koreaのリテールマネジャーであるシュミットガル氏は同日、「東海表記について韓国消費者に対し心よりお詫びする」とし「世界地図を修正する案を本社と話し合っている」と説明した。しかし、シュミットガル氏は「海外で販売されている壁掛け地図は誤った情報が記されているものの、安全性に問題がある製品だけリコールするという方針によりリコール計画はない」と一線を画した。
価格も「調整はない」とした。その代わりIKEAは米国や日本よりも安い製品は多いと紹介した。セールスマネジャーのジョンソン氏は韓国で3万9000ウォンで販売している「PELLOアームチェア」を例にあげて「中国では5万1700ウォン、米国では5万5000ウォンで、韓国がもっと安い」と説明した。ジョンソン氏はまた「韓国は物流費用や為替レート、関税、付加価値税などが他国と違うので価格差が生じる」としながら「韓国に持ち込める製品数量が多くなれば中間物流センターを経由しなくても済むので、価格をもっとおさえることができる」と付け加えた。
これに先立ち、IKEAは先月の採用説明会で時給が9200ウォンであることを発表し、「時給が誇張されている」という批判を浴びたりもした。その後の産業通商資源部の国政監査では7666ウォンであると言葉を変えたためだ。IKEA Korea側は「週休手当てや有給休暇手当てを含めて時給が9200ウォン」としながら「一週間基準として週休手当てを含めず単純計算すると7666ウォン(9200ウォン×40時間/48時間)」と説明した。
IKEAがオープン前からさまざまな問題で物議をかもしているものの、国内の中小家具やインテリア、ホームファニッシング企業の心配は相変わらずだ。ある国内家具メーカー関係者は「IKEAに対する批判が大きいということはそれだけ期待が大きいということ」としながら「営業が始まってこそ市場に及ぼす影響を計ることができる」と語った。IKEAはオープンに先立ち、来週からカタログ200万部を製作して配布する。
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