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サムスン電子、エヌビディアを逆提訴

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
サムスン電子が米国のコンピューターグラフィック専門会社エヌビディア(NVIDIA)を逆に提訴した。エヌビディアが「ギャラクシーノート4」の性能試験結果を偽造したという主張だ。関連業界と海外メディアによると、サムスン電子は最近、エヌビディアを相手取り、特許侵害と誇張広告に関し米バージニア州連邦裁に告訴状を提出した。

問題となったのはエヌビディアが公開したモバイル機器間の性能比較結果。エヌビディアがタブレットSHIELDに搭載されたモバイルアプリケーションプロセッサ(AP)「Tegra K1」とギャラクシーノート4に搭載された「Exynos5433」の性能を比較する場面でExynos5433の性能を偽造したとサムスン電子は主張した。

これに関連し、サムスン電子はエヌビディアが発売したSHIELDの広告内容「世界で最も速いモバイルプロセッサ搭載」という部分も事実ではなく誇張・虚偽広告に該当すると指摘した。同時に自社のExynosプロセッサがより速いとし、いくつかのベンチマーク点数資料を提示した。またサムスンは訴状で、エヌビディアがメモリー半導体に関するサムスンの特許6件を無断で侵害したと主張した。


今回の訴訟は、昨年エヌビディアが起こした特許侵害訴訟への「応戦」だ。エヌビディアは昨年9月、サムスン電子のモバイルAPがエヌビディアのGPU特許を侵害したとして、米国際貿易委員会(ITC)にギャラクシーシリーズの販売禁止仮処分を申請した。これにはギャラクシーS5、ギャラクシーノート4、ギャラクシーノートエッジ、ギャラクシータブSなど最新製品が多数含まれている。エヌビディアは連邦裁に被害補償と特許侵害防止のための仮処分申請も提起した。

サムスン電子はエヌビディアのグラフィックカードを採択したコンピューター製造会社ベロシティマイクロに対しても同じ内容で告訴状を提出した。



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